田村金融担当大臣政務官挨拶
(平成22年1月28日(木)財務局長会議)

おはようございます。

今回の財務局長会議もご出席どうもお疲れさまでございます。副大臣が大体おっしゃっていただきました。あるいは、前回の財務局長会議でも申し上げたところと重なる部分もあるかもしれませんけれども、東京、この霞ヶ関では、いろいろな動きもありますし、いろいろと動かそうと新政権も頑張っているわけであります。

新聞報道でしか私は見ていませんけれども、例えば、菅さんが財務大臣になって、まさに、幹部の公募制というものを考えろとおっしゃったと。そういう宿題を出したという話を聞きましたけれども、実際、公務員制度改革というのがようやく始まるわけです。3月に法案が通ってそれで終わるわけでは、それは部分的ではありますけれども、まさに幹部の人事というものを霞ヶ関で一元化をして、霞ヶ関の幹部が日本のためにという思いでみんな働くように、人事はかなり政権がコントロールしていくというふうに変えていくわけであります。そういった流れをしっかりと念頭に置いていただきながら、あるいは、税金の無駄遣いをなくすという観点、いろんな観点から、地方支分部局をどうするかということも、この政権のもとで考えていかなければいけないと。そういった見直しの検討も始まってくるのだろうと思います。ですので、財務局長の皆さんも、一年の方は夏までの折り返し地点を過ぎたという状況にあると思いますけれども、そもそも各財務局がどうあるべきかということは、是非とも個人的にもお考えいただきたいと思います。

前回そもそも会議の意義をお考えくださいということを申し上げて、それこそ、次回の議題にしてもいいんじゃないかなと私は思ったりもしておりますけれども、やはり、存在そのもの、財務局がどうあるべきか、更には、せっかく皆様それぞれ地方にいらっしゃいますので、その地で各省庁の地方支分部局もあるわけです。それが縦割りというのを考えなかった場合に、地方における霞ヶ関の地方支分部局というのがどうあるべきかというのを、財務局から更に広げてお考えいただいてもいいのではないかなというふうに思っているところでありまして、是非ともそこはお願いしたい。そして、個人的ご意見というのが、今後より活きていくようなそういう人事制度にしていきたいと我々新政権は思っていますので、是非ともご真剣に考えていただきたいなと思っているところであります。

全然観点が違いますけれども、ご案内のように、この霞ヶ関金融庁はまだまだ全然人が足りないわけです。そもそも全体でもっと増やさなくてはならないという思いは共通しているわけでありますけれども、やや話が矮小化しますが、財務局は同じ省庁ではありませんけれども、中で人ぐりをやりくりする場合、財務局で人が余っているとは思いませんが、そこは見た場合に、金融庁により人を回してもらった方が良いという、そういった視点もあるかもしれません。いろいろなことをゼロベースでお考えいただいて、今後、日本のため、各地方のために何が一番良いのか、そこは当然、地方主権・地方分権とも絡んでくるわけですけれども、大所高所から是非ともお考えいただきたいというふうに思います。

今回の財務局長会議、中身は若干しか微修正しかしておりませんけれども、私の考えでいろいろ振り回してもという思いがありましたので、私は特に何も申し上げませんでしたが、いろいろなことをこれからあと半年間お考えいただくといいのではないかなと思っております。

今日も一日どうぞよろしくお願いします。

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