与謝野内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策) 記者会見要旨

(平成18年3月7日(火)8時46分~8時51分 於 参議院議員食堂)

1.発言要旨

閣議は案件どおりでございますが、金融庁関係で保険業法に関する政令の御承認をいただきました。

以上です。

2.質疑応答

問)

昨日、日銀の戸田発券センターで、お札の回収や新券の引き渡し作業の制御を管理するシステム障害が発生しましたが、大きな混乱はなかったそうですけれども、この発券センターは1日の取扱量が、全国の発券センターの4分の1を占めているそうです。原因、影響等について、大臣に何か報告等はありましたでしょうか。

答)

システムが不安定になったという話は伺っておりますが、その原因はまだはっきりしておりません。いずれ、報告はあると思います。ただし、業務は日本橋の方できちんと引き継ぎましたので、混乱がなく済んだということで、その点は安心しております。

問)

明日から、日銀の金融政策決定会合が2日間開かれますけれども、昨日、国会で小泉首相が、量的緩和を解除してまた戻ることがあってはならないと、牽制ともとれる発言をいたしましたけれども、現在の段階で、大臣の金融政策に対するスタンスを、改めてお伺いしたいのですが。

答)

今までに散々、この会見で感想を聞かれていますので、特段新しい感想は、今、持っておりません。

問)

昨日の夕方、官邸で総理と、今日の諮問会議の御説明などでお話しされたかと思うのですが、その場では、金融政策に関するお話というのは出ましたでしょうか。

答)

7時から始まった夕食会は、色々な話題に及びましたけれども、金融の話は、最後の一瞬まで出なかったです。

ただ、最後の一瞬の福井総裁のお話も、小泉総理のお話も、参議院予算委員会での答弁の域を出なかったということで、特段新しい話はありません。

問)

昨日の夕方、大臣が総理と官邸に入られたときがあったと思ったのですけれども。

答)

そのときは、諮問会議の今後のというか、実際、今日の進め方だけです。

問)

一連の国会などでの量的緩和の解除に対するやりとりというのは、いわゆる政府が公約している政府・日銀一体となった取組みという観点から見て、どのように考えたらよろしいのでしょうか。

答)

一体というのは、日本の経済を良くしようと。当面は、デフレを克服していこうという両方の気持ちが一緒であれば、一体と言えるのではないかと私は思っております。

(以上)

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