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山本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成18年10月17日(火)9時26分~9時33分 場所:金融庁会見室)

【大臣より発言】

本日の閣議は、まずは公務員給与改定の取扱いについての閣僚会議、その報告がございました。勧告どおり実施することについて関係閣僚の意見の一致をみた、という報告でありました。

外務大臣、官房長官から国連安保理決議1718に対する我が国の対応について発言がございました。これについて、国際の平和及び安全に対する脅威が存在することを認定した上で国連憲章第7章の下に行動し、主要な軍事装備品等の供給等の防止やそれらの輸出停止、核弾道ミサイル、その他大量破壊兵器関連の人の移動の制限、及び資産凍結の措置など国連憲章41条下の措置として具体的に列挙して加盟国に義務付けているという報告でございました。

【質疑応答】

問)

足利銀行の受皿選びのことですが、昨日栃木県知事から大臣へ要望が行われたと思うのですが、大臣は知事の要望をどのように受け止め、今後の検討作業の中でどのように活かしていくお考えなのか、大臣の見解をお願いします。

答)

知事、県議会議長、特別委員長、そして選出の衆参の国会議員の先生方、またお出かけにならなかった国会議員の先生方からは伝言や欠席する旨ご報告があるなど、大変ご熱心な要望活動でございました。そして特に、地元の企業活動をされておられる方のご意見も聞く機会もございました。要は、皆様異口同音に地域における金融仲介機能ということについて持続的に、またさらに十全をきたして欲しいというようなご期待の発言が多く、ご熱心さに感銘を受けたというように感じております。

また、今後の作業についての中で、また知事から要望を聞く機会もあるだろうということはお伝えいたしましたし、基本的条件についてはワーキングチームでご意見も聴取しておる次第でありますので、今後、鋭意検討させていただきたいと思っております。

問)

三井住友フィナンシャルグループが、公的資金の完済を今日すると発表しており、いわゆるメガバンクの公的資金は一通り完済されるということになります。ただ、大手銀行は、まだ法人税が納付できないなど課題も残っているのではないかと思うのですが、受け止めはいかがでしょうか。

答)

目的に向かう一里塚として、記念すべき非常に喜ばしいことであろうと思います。将来、さらに各行活力を得て、対外的競争力や、あるいは利用者における信用、そういったものについて厚みを増していただいて、健全な金融市場を確立していただきたいと望んでおります。

問)

再チャレンジ予算の組替要求についてなのですけれども、今、各省庁で見直しを検討していると思うのですけれども、現状の進捗具合について、把握しているところを教えていただけますでしょうか。

答)

おかげさまで、このビルの5階に再チャレンジ担当室を作ることができました。その優秀なメンバーの人選も終わり、辞令も交付されたわけでありまして、先週から活動にかかっております。今後、再チャレンジのメニューについての工程表を作りあげまして、着実に予算組み、あるいは税制のこと、法案のことについて、研究を重ねていきたいと思っておりますので、今しばらく具体的な発表については、お待ちいただければと思っております。

問)

昨日の財務次官会見で、見直しの締切について一つのタイミングとして今月一杯というのを言われたのですけれども、それに向けて、事前に各省庁との協議の場を持つとかそういうお考えはあるのでしょうか。

答)

当然、重要な案件で、関係閣僚の集まりが必要であればやってみたいと思っておりますし、単に事務手続きで済む案件であれば、そのまま改要求の手続きをしていきたいと思っております。

(以上)

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