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山本内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成19年4月13日(金) 8時58分~9時08分 場所:金融庁会見室)

【大臣より発言】

閣議のご報告をします。尾身大臣、甘利大臣、松岡大臣がご出張であるということでございます。それ以外のご発言は特別ございませんでした。

それからもう一つ、本日、「暮らしの複線化研究会」の開催について申し上げたいと思います。再チャレンジ関連でございます。再チャレンジ支援施策の一環といたしまして、大都市と地方との二地域居住、あるいはUJIターン等の暮らしの複線化を検討するために、平成19年4月18日に研究会を開催する運びとなりました。昨年末に取りまとめました再チャレンジ支援総合プランにおきましては、支援の対象分野を三つに分類しております。その中の一つの分野でございまして、団塊世代の活躍の場の提供や、UJIターンの促進等、複線型社会の実現に関しまして、重点的に検討することとしております。詳細は、内閣官房再チャレンジ担当室にお問い合わせいただければと思っております。以上でございます。

【質疑応答】

問)

本日、生保と損保の不払いの問題で、業務改善計画とか、或いは不払いの実態に関しての会見が相次いで開かれますけれども、問題発覚からもう大分何年も経ちますが、いまだに終わりが見えませんけれども、今後の展望、或いは今保険会社に求められていることを改めてお伺いできればと思います。

答)

まず、生保の支払い漏れにつきましては、保険金等の追加的な支払いを要するものの件数及び金額等について、本日までに報告を行うよう求めております。当局といたしましては、各社からの報告を受けた後、報告内容につきまして、精査・分析を行うこととなろうと考えております。生保各社におきましては、まずは支払い漏れの全容解明と共に、迅速かつ適切な顧客対応を行っていただく必要がございます。その上で十分な原因分析を行い、実効性のある再発防止策を講じることが重要と考えております。

次に損保でございます。第三分野商品の不適切な不払いが認められました損保会社10社に対しまして、3月14日に業務改善命令が発せられました。業務改善計画が本日付で提出される予定でございます。各社におきましては、業務改善計画の中で、入口でございます保険募集のあり方の見直し、出口でございます保険金の支払管理態勢の強化、そして商品開発から保険金支払いまで、部門を横断的に業務管理する体制の構築、そして苦情件数や概要の開示など、保険契約者等の保護の観点から必要な対策が盛り込まれますと共に、それぞれの社におきまして、経営責任の明確化がなされると思っております。金融庁といたしましては、当該計画の実施状況につきまして、適切にフォローアップを行ってまいりたいと考えております。生保、損保両業界におきましては、保険契約に対する信頼を回復するため、保険会社にとって、適切な保険金支払いが最も基本的かつ重要な業務であるということを改めて肝に銘じてもらいたいと思っておりますし、適切な業務運営を継続してもらいたいと考えております。今回の改善命令や報告を機に、今までとは違う新たな保険業界のあり方、すなわち、先ほど申し上げましたように、契約者保護の観点がはっきり出されてくるように期待しておりますし、今までとは違う段階に入ると思っております。

問)

不払い問題というのは、生保、損保にしても、最初に発覚してから随分時間が経って、この流れの中で処分も色々な形でされていると思いますが、業界から処分に対する不満が出たりとか、金融庁の意識と業界の意識にズレというのが、なかなか埋まらないままずっときているような感じも受けますけれども、このあたり、もう何年も経って、改めて意識改革というかそういったものを、何か必要なものをお感じになるといったことはありますか。

答)

今までは、競争があると言いましても、いわゆる護送船団方式の時期が長くて、おそらく経営者の方と言われる年齢になると、「競争と言っても」という過去の慣わしの方がまだウエイトが高かったのではと思います。そういう時期を経て、各社の競争のみならず、対外的な競争まで昨今は余儀なくされるわけですから、自ずから、もはや若手社員や環境について変化があるということは、ご存知の通りであります。そんな意味では、まさしく今回、こうした改善がなされなければ、いわば淘汰をされるというような状況にありますので、そこは、自分たちは悪くない、他が悪いのだという意識ではなく、真剣に取り組めば自ずから答えは出ると思いますので、今まで金融庁と業界とに差があるということでのご指摘は、むしろ、かえって緊張関係が監督当局等ともさることながら、自ずから関係各部署との、特に契約者との間でのいい緊張関係がむしろ業界を発展させるんだということに繋がっていくわけでありまして、金融庁との緊張関係というのは、むしろどこにでもある、業界のみならず、他の社会生活でもあるようなもので、いいことをやっていれば緊張関係はありませんから、むしろ競争に対しての緊張関係を持っていただければ、新たな段階を踏まなければならない運命がそこまで来たということでありますので、少し今までとは違うと、繰り返しになりますが、そういう認識でございます。

問)

先日、足利銀行の行員が預金を着服していることが発覚しましたけれども、国の管理下にある銀行でこういったことが起きたことについて、大臣はどう思われますでしょうか。

答)

国管理ということにおいては、一般の銀行以上に緊張してやっていただかなければならない勤務であり、銀行の公的責任も考えれば、一層コンプライアンスやモラルを高く持っていただきたいと思っておりますが、平常、あちらこちらで散見される金融機関の不祥事件の発生の一つということも言えるかもしれませんが、こういうことの無いように、我々としては日頃の監督や検査に努めておりまして、是非とも、足利銀行は特に話題の多い銀行でありますので、真面目にやっていらっしゃる行員の皆様に対して、非常に誤解を招いたりするわけですから、是非、厳格な対応を採っていただいて、更に健全な銀行業務を推進していただきたいと強く思う次第でございます。

(以上)

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