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中川財務大臣兼金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成20年10月3日(金)9時12分~9時16分 場所:国会内)

【質疑応答】

問)

アメリカで金融安定化法案がアメリカ時間の金曜日の午後に下院で投票という運びになっていますが、大臣として今思われるところをお伺いできますか。

答)

アメリカの下院の行方を見守っているわけですけれども、前回最初の下院の否決の後、アメリカをはじめ世界的に株が大きく下がりまして、大分混乱しましたし、それからアメリカの経済統計も日本の経済統計もよくありませんので、何とかアメリカ、日本、EU、世界中がいい方向に向かえるようにそれぞれ努力し、また連携をとっていくことが必要だろうと思っています。

問)

期待されている部分かなり大きいですか、大臣として。

答)

この法案に関してですか。

問)

成立に関して。

答)

もちろん、内容をとやかく言う立場にはございませんけれども、アメリカ政府がこれが打開・解決に必要だとご判断されている以上、成立を期待しております。

問)

三菱UFJフィナンシャルグループが傘下の証券会社とモルガン・スタンレーの日本法人を合併させることで基本合意していたという一部報道がありますが、これについて大臣もし把握されているところがありましたらお願い出来ますでしょうか。

答)

聞いておりません。

問)

大和都市管財の裁判で今後上告するかどうかという対応についてはいかがお考えですか。

答)

あまりずるずる時間をかけてもあれなので今日中に判断したいと思います。

問)

それはどちらの方向で。

答)

それはまだ決まっていません。事務方から報告を受けた上で、はい。

問)

今日中に。

答)

出来れば、週を越すとまたあれなので、出来れば早い方がいいかなと思っています。

問)

 一部報道で基礎年金の国庫負担比率を引き上げる財源としてつなぎ国債の発行も検討していらっしゃるという報道があるんですが、これについてはどのように。

答)

そういう報道は見ましたけれども、何も決まっておりませんし、それについて何も私のところで議論はまだしておりません。

問)

つなぎ国債で安定財源ということは説明がつくとお考えでしょうか。

答)

今お答えしたとおりです。

問)

追加的な経済対策が必要かどうかという点について、改めて大臣のご認識を。

答)

今まさに国会で審議をお願いしているこの補正予算を一刻も早く成立をさせていただく、そして仮にそれで不十分だということになれば追加的な措置をとることもあり得るというのが総理の所信表明のご趣旨だったと思いますし、私も常にそういうふうに申し上げているわけで、今はとにかく目の前にあるものを早急にやっていただくということが最優先で考えています。

問)

金融PTの柳沢先生が与党内から現行の証券税制の優遇を来年以降も維持したらどうかというような意見もありますが、大臣のお考えはいかかでしょうか。

答)

ですから、それは多分今回の補正予算の外の話ですから先程お答えしたとおりです。

(以上)

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