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中川財務大臣兼金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成20年10月7日(火)8時52分~8時54分 場所:国会内)

【質疑応答】

問)

金融安定化法が成立しましたけれども、ニューヨークで1万ドル割れ、日本でも1万円割れが目前となっています。この状況をどうご覧になっていますか。

答)

日本の場合、今日の間もなくの話ですが、昨日のニューヨークが1万ドルを割ったということは、金融安定化法案成立にもかかわらずというよりもアメリカの実体経済あるいはまた金融情勢があまりよくないという状況の結果だろうというふうに思っています。安定化法そのものについては機能することを期待しています。

問)

今週末のG7ですけれども、この世界的な金融危機の中で行われるG7の意義をどのように考えていらっしゃるかという点と、日本として何を主張しどういう姿勢で臨まれるのかお考えをお願いします。

答)

幸か不幸かこういうタイミングの中で主要国の財務大臣・中央銀行が集まるわけですから、そこで腹を割って率直に世界の金融システム、経済状況の回復のために話し合うことができると思います。日本としても過去の経験もありますし、日本が出来ること、やらなければいけないこと、各国と協調しながらということも含めて何か出来ないかなと私自身ちょっと頭を絞り始めております。どちらにしても中央銀行その他との国内的な連携と各国との一層の連携が瞬時、常に必要だろうと。その上でのG7だと思っています。

(以上)

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