中川財務大臣兼金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成21年1月13日(火)8時27分~8時31分 場所:官邸)

【質疑応答】

問)

週末の報道各社の世論調査で内閣の支持率がまた低下しまして、不支持で7割を超えるというような結果が出た社もありましたけれども、どのように受け止められましたでしょうか。

答)

やはり経済や暮らしが悪化している状況なので、その責任は政府・与党にあるということでの結果ではないかというふうに思っておりますけれども、だからこそ我々はこの第2次補正予算、緊急対策を一日も早く実行したい、そしてまた間断なく来年度には遅滞なく21年度予算、その他の制度を実行してきたいというふうに思っております。

問)

また定額給付金に関して反対と答えた方が7割以上という調査の結果も出ていますけれども、それについてはいかがでしょうか。

答)

これも細かいやり方等については色々ご議論があると思いますけれども、厳しい生活環境の中で是非とも有効に使っていただきたいと。ひいては景気の回復に役立てていきたいというふうに思っておりますので、出来るだけ早く支給をして活用していただきたいというふうに思っています。

問)

補正予算案なんですが、今日衆院を通過するというような見通しもあるんですが、その場合野党が反発をして明日以降の参院審議を拒否するというふうな話もあるんですが、それについては何かご見解の方いかがでしょうか。

答)

野党の方々、民主党ですか、定額給付金の部分については反対だけれども、その他については賛成してもいいと。全体で5兆円近い補正予算を組んでいて色々と対策をとっているわけですから、今は平時じゃありませんので、是非一刻も早く予算を執行して景気回復、生活支援、中小企業対策等について活用していただくように何とかご理解をいただきたいというふうに思っています。

問)

向こうは給付金だけ分けてくれればスムーズな審議に賛成するということも言っているんですがそのお考えというのは。

答)

給付金というものもやっぱり生活支援、さっき申し上げたような意味で今極めて重要だというふうに思っておりますので、全ての国民あるいは外国人の方にも差し上げるということで是非活用していただきたいというふうに思っています。

問)

ここ数日、為替市場で円が再び上昇しておりますが、この動きについて何か当局として。

答)

じりじりですから、私としては特にコメントは控えたいと思います。アメリカでこれから色々な決算、あるいは今週ヨーロッパ中央銀行の政策決定もありますので、その辺もよく見ながら、常にマーケットは緊張感を持って見ていっております。

(以上)

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