与謝野財務大臣兼内閣府特命担当大臣(金融・経済財政政策)閣議後記者会見の概要

(平成21年5月29日(金)8時51分~8時54分 場所:国会内)

【冒頭発言】

本日の閣議は案件どおりでしたが、大変残念なことに4月の失業率が5.0%になって0.2%ポイント上昇した。また、有効求人倍率も下がったということで、大変残念ですが、これが実際の姿です。実質消費支出も前月比0.9%減ということです。

私共としては、雇用情勢あるいは物価動向に注意深く経済運営をやってまいりたいと思っております。

【質疑応答】

問)

昨日総理が厚生労働省の分割について必ずしもこだわっていないというような発言をされて、大臣には厚労省分割についてまとめてくれという指示があったかと思うのですが、それについて撤回をしたような形になっているのですが、これについて大臣はどうお受け止めになっていますでしょうか。

答)

正確な言葉は、経済財政諮問会議の場で考え方を整理してくださいということを言われたわけでございます。考え方の整理については宿題が残っていますので、骨太の方針には、考え方の整理は出来れば書きたいと思っております。

問)

今日補正予算が成立する見通しですが、一方で政策投資銀行については政府が3分の1を保有し続けるということで与野党で修正が図られましたが、この3分の1を政府が保有し続けるということについては大臣はどうお考えになりますか。

答)

これは国会の中で修正協議の結果出てきたものでございますし、もともとの法案が議員立法でございますから、その修正の結果について現時点で論評することは出来ないと思っています。

(以上)

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