与謝野財務大臣兼金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成21年7月10日(金)8時43分~8時49分 場所:国会内)

【冒頭発言】

閣議は案件通り淡々と終了いたしました。閣僚懇もご発言はありませんでした。以上です。

【質疑応答】

問)

株価と為替の話を聞きたいのですが、為替が円高傾向に進んでいて、株価もここに来て下げる傾向が強まっています。そのあたりについてご見解をお聞かせください。

答)

為替レートについてはコメントいたしません。株価については日本の経済の状況の先行指標ですので、1万円を窺うところまで行ったのが若干9,000円に近いところまで戻っていますので、非常に残念に思っていますけれども、いずれまた上向きになると確信しております。

問)

選挙の話ですが、都議選の投開票日が直前になりました。都議選の状況が自民党にとって厳しいものと言われていますが、都議選への今のお考えと、あとその都議選の結果を受けて麻生首相の総裁選前倒し論も党内で出ていますが、そのあたりのお考えはございますか。

答)

毎回の都議選と我々の見る限り同じ遊説が行われています。人もよく集まりますし、我々の話もよく聞いてくださる。そういう意味では変わらない都議選をやっているつもりですけれども、有権者の本当の動向はどうかということは、選挙をやっている人間はなかなかつかみ切れない。そういう悩みの中で、ただ、情勢分析をするということをやっていても時間がつぶれるだけなので、ひたすらいつものとおり政策を中心に政治姿勢を訴えていこうということに努めているわけでございます。結果については12日、一番早いところで夜10時ぐらいに多分千代田区が一番最初に結果が出て、1人区で人口の少ないところが最初に結果が出て、恐らく13日の午前1時ぐらいまででないと結果は出ない。それから静かに物を考えていこうかなと思っていたんですけれども、多分考えるのではなくて、静かに寝るという方が先なんじゃないかと。

問)

最後の都議選の質問に関連するのですけれども、具体的に勝敗ラインをどのくらいと見られているのかという点と、麻生首相がいろいろてこ入れをしたのですが、進退問題との関係はどういうふうにお考えになっているのかをお聞かせください。

答)

私はそういう大局を考える方でないので、自分の選挙区の千代田区、港区、新宿区で自民党の人を徹底的に応援するというのを第一線でやっているので、参謀的な物の考え方とか発想というのは全く出てこない。

問)

それに関連してですが、自民党の一部では都議選後に麻生総理の総裁選を前倒ししたらどうだという声もあるのですが、そういうことを言う人たちはどのように見ておられますか。

答)

そういうことを考えるのは、すべて面倒くさいと今思っています。面倒くさいというのは、そんなことを考えている暇はなくて、目前に私共東京の国会議員の責任となっている都議選でベストを尽くすというのが我々の党員としての責任ですから、その責任をどう果たすか、そこから先の話を考えるほど余裕のある都議選をやっているわけではないだろうと思います。

(以上)

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