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自見内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成23年3月25日(金)8時37分~8時41分 場所:官邸 )

【大臣より発言】

特別ありません。

【質疑応答】

問)

みずほ銀行のシステムトラブルについてお伺いします。このシステムトラブルと、あと行政処分を含めて政府として何か対応を考えていらっしゃるか。

答)

銀行業というのは大変社会から公共性・広域性を求められて、信頼があって銀行業というのは成り立つわけですから、こういった震災の時期に、みずほ銀行のネットワークシステムがダウンをしたということは、大変遺憾に思っております。これは、今日のところはうまく動いているという話を聞きましたけれども、このことで本当に国民の皆様方にも多大なるご迷惑をかけたわけです。

そういった意味で、やはりこれはきちんと、もう一度日を改めてと言いますか、正式に調査の報告を受けて、それに基づいて私は厳正に対処したいと思っております。

問)

「厳正に対処」という中には、行政処分等も考えられているのでしょうか。

答)

今の時点でまだ予断をもって言うことは正しくないと思いますけれども、特に今この津波・地震の被災で本当に何万人という方が命を落としておられる非常時ですから、こういったときだからこそ、特にみずほ(銀行)というのは大手の銀行で、非常に強い公共性・広域性が求められると思うので、(こういうことは)大変残念です。

問)

大臣が今おっしゃった非常時ということで、東日本大震災なのですけれども、政府の試算では被害額の規模が15兆円から25兆円という数字が出ていますが、この規模についての受け止めと、また金融担当の大臣としてどのように今後対応を考えておられますか。

答)

金融(担当)大臣としては、これは色々な前提がついていますけれども、そういう数字が出てきたということは、知っています。金融に関して言えば、かなり金融に対する影響は限定的でございますし、当然日銀ネットもしっかりしていますし、株式市場は動いています。そういったことを含めて、しっかり引き続き注視をしていきたいというふうに思っています。

問)

みずほ(銀行)のトラブルについてですけれども、みずほ(銀行)の頭取が自見大臣にご報告にいらして、23日から全面復旧するという(話をされたと思うのですが)、前回の会見が終わった次の日からきちんとすべて対処するというふうに報告されたにも関わらず、その後もトラブルが長引いているのですが、大臣に約束したことが実現できなかったということに対する率直な感想をお願いします。

答)

大変残念です。ですから、私はみずほ(銀行)の頭取は、一日早く会見予定だったと言うけれども、それはよく考えて頂きたいということを、私からは(直接は)言いませんでしたけれども、(そのような旨は)きちんと申し上げておきました。やはりするべきことはすることが、国民から選ばれた国務大臣としての責務だと思います。

問)

みずほ(銀行)なのですけれども、(大臣は)地震・津波の最中に起こったということで遺憾だというお話だったのですけれども、そういう状況だからこそ、通常と異なった取引が行われてシステムダウンに繋がったという考え方もできると思うのですけれども、その辺は斟酌されるのでしょうか。

答)

そういったことは、正式な調査をしますので、それを含めてやりますけれども、仄聞するところによると、(多数の店舗がある中)少ない(特定)の支店に地震の義援金がたくさん集中し、そのことがダウンに繋がったということは聞いております。

(以上)

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