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中塚内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成24年11月13日(火)8時49分~8時52分 場所:院内)

【大臣より発言】

今日は閣議と閣僚懇がありました。

以上です。

【質疑応答】

問)

昨日の金融審で、新しい危機対応策の原案が提示されました。ただ、(金融)業界で損失が出た場合に負担するということで、業界の反発も多いと思うのですが、大臣の御所見をお伺いさせてください。

答)

これはFSB(金融安定理事会)において議論をされてきたことを、日本としては忠実に反映をさせようとしているということでありまして、預金取扱金融機関については、それなりにちゃんとした制度がございますが、ただ、ここ数年来の世界で起こったいろいろな金融の問題を鑑みる時に、果たして、「では、預金取扱金融機関だけでいいのか。他の金融機関、他の業態等についても何か仕組んでいく必要があるのではないのか。」ということで、今、御議論をいただいているということであります。

その仕組みについては、細部の制度設計も含めて、これからの課題でありますので、今、審議会で議論をいただいているということでありますので、その議論の推移を慎重に見守っていきたいと、そういうふうに思っています。

問)

アメリカでバーゼルIIIを延期するという考えが表明されましたけれども、これについての御所見と、今後、日本での当局の対応(について)、お願いします。

答)

そういう報道があったということを承知しています。公表したと聞いておりますが、一方で(バーゼルIIIの)実施期限に関する合意は重視をすると。それで、合意の速やかな履行に向けて、引き続き取り組むということも表明をされていると、そういうふうに聞いております。

いずれにしても、我が国は、国際合意をしっかりと守っていかなければいかぬと、そういうふうに思っておりますので、各国あるいは各地域でしっかりと実施していただけるように期待しておりますし、引き続きバーゼルIII(の実施)に向けた取組みを進めてまいりたいと、そう思っています。

(以上)

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