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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成25年3月12日(火)8時41分~8時45分)

【質疑応答】

問)

昨日で東日本大震災から2年が経ちました。政府としては復興予算の予算枠の増額などの対応をとってはいるのですけれども、現実として予算の執行がなかなか進まないという問題も出ています。そういう状況も踏まえて、今後復興を加速させるにはどういう措置や対応が必要だと大臣はお考えでしょうか。

答)

地域によって、それから市町村によって随分違う形になってきていますので、これは一概にこうすればいいというような答えはありません。個別にそこの首長さんの指導力によって、またそこに予算を配分していく時に当たって、現実問題としてかなり柔軟な対応をやっていかないとこういったものは進んでいかないものだと思っております。そこのところは、今後とも柔軟な対応ができるように指導していかなければいけないと思っています。

問)

震災関連でもう1点、二重ローン問題について、「まだなかなか解消が進んでいない」との声もあります。こういった金融面での措置、今後の課題についてはどうお考えでしょうか。

答)

二重ローンも、これまた地域によってすごく差があって、うちには二重ローン問題はありませんという地域もあったりして、これまた場所によってすごく違います。ただ、今度、高台移転等々の話が色々出てくると、二重ローン問題というのは新たに出てくる部分も色々あろうと思いますので、当然のこととして、そういった問題について金融庁として対応していくというのは、きちんと二重ローン問題の対応について指示はしてありますけれども、引き続ききちんと対応していかないといけないと思っています。

問)

昨日JTの株ですね、売出価格も決まりまして当初予定していたものよりもかなり高い値で売れることになりました。それについての御感想と、また売却益が多くなったことで今後その使い道という、復興の予算には使うのですけれども、どういうふうにしていくかお考えがありましたら教えてください。

答)

価格が決まったので、あとこれが順調に消化されていくことを期待します。価格が決まったからといって、すんなりいかないというのも、いろいろありますので、そういった意味では順調に消化されていくことを期待しています。価格が思ったより高くなったのは、株価が上昇してきたおかげなので大変ありがたいと思っていますけれども、その余剰金についてどうするかについて今決めているわけではありません。

(以上)

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