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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成25年10月22日(火)8時47分~8時51分)

【質疑応答】

問)

予算委員会でも取り上げられているみずほ銀行の問題について、当時の検査が十分だったかという批判なり、指摘があると思いますが、大臣は当時の検査については、どうだったか改めて御見解をお聞かせください。

答)

これは予算委員会でも言いましたけれども、個別金融機関の検査の内容について、私の方からコメントすることはありません。ただし、一般論として言えば、検査において限られた時間と人材、人数の中で対象金融機関の説明の裏付けを必要な範囲で行うことにしているわけです。他方で、結果として、みずほ銀行への検査当時に受けた説明と異なる事実が判明しており、さらに検証を行うべきだったとの御批判があるということは承知しております。今後、こうした点を受け止めて、検査の質的向上に取り組んでいかねばならないと思っています。いずれにしても、この件については、現在、みずほ銀行が第三者委員会を含めて、事実関係を改めて調査をしているところなので、その調査結果などを踏まえて対応していきたい、対処していきたいと考えています。

問)

昨日、財政制度等審議会で診療報酬の引上げが議論になったと思うのですが、財政制度等審議会の見方としては否定的な意見が大半を占めております。一方、田村厚労相からは消費税増税もあるので必要があれば引上げも検討するという御意見が出ていて、厚労相と財政制度等審議会の見方が少し分かれているようにも思えるのですが、大臣は現時点で診療報酬の引上げについてどのようにお考えかお聞かせください。

答)

この件に関しても内容等々についてはご存じのところだと思います。総じて一致して否定的な意見でしたというのが結果ですけれども、私としては、このような審議会での議論というものを十分に受け止めた上で、引き続いて予算編成に今から入りますので、その過程で厚生労働相としっかりその点は議論をしていかなければならないと思っています。

(以上)

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