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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成28年10月28日(金)8時53分~8時55分)

【質疑応答】

問)

日銀が24日に発表した金融システムレポートで、金融機関の不動産向けの貸出の伸びが一段と高まっているという報告がありまして、今後注視していくとしています。特に地域金融機関において貸出が増えているようなのですが、大臣その点についての御所見をお伺いできないでしょうか。

答)

日銀の金融システムレポートが出たことは知っています。1985年9月のプラザ合意以後、1ドル240円が120円に円高になった後の土地に対する融資、いわゆる土地バブルの元になった1つの話、それから2000年代リーマンブラザースの破綻が始まる前の時も似たような話が言われましたけれども、あの時に比べたら全然少ないです。地域によって違うのですが、地方銀行によって、そういうのが一部の地域で起きているというのは間違いないと思いますけれども、今はそれを取り立ててバブルの前だというような話ではないと思います。いずれにしても、その動向について見ておかなければいけないとは思います。

問)

為替についてお尋ねします。円相場が105円台まで下落しましたけれども、これは日本経済のファンダメンタルズを反映した動きと考えてよいのでしょうか。大臣のお考えをお願いします。

答)

そういうことに関してはコメントを差し控えたい。

(以上)

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