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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成29年5月16日(火)9時53分~9時56分)

【質疑応答】

問)

経営再建中の東芝が昨日、監査法人のお墨付きを得られないまま暫定値としての決算見通しを発表しました。東芝は6月末に関東財務局に対し、監査意見を付した有価証券報告書を提出しなければなりませんが、状況をどう見ていらっしゃるかということと、上場企業として東芝の情報開示のあり方についてどうお考えか、お考えをお聞かせください。

答)

有価証券報告書の提出の見込みの話というのは、これは個別の会社の話ですから、これについて私の方からコメントすることはありません。その上で昨日の記者会見で、少なくとも有価証券報告書を6月末までには提出できるように監査法人と進めていきたいという発言をしているのは承知していますので、その作業をしっかり見ていきたいなとは思っています。

問)

先週の財制審と経済財政諮問会議で地方自治体の基金が積み上がっていることを問題視する発言などが結構多く出ていて、お話の中では基金を少し減らすために地方交付税を基金の量に応じて減らしてもいいのではないかという話も取りざたされていますが、それに対しての大臣の御見解をお願いします。

答)

まだコメントする段階にはありません。

問)

日中関係なのですが、中国の一帯一路とAIIBの日本の参加について、改めて見解をお聞かせ願えますか。

答)

全然変わっていません。どこかの新聞か何か知りませんが、総理が前向きな発言というのが書いてあったことを取り上げて言っているのでしょうか。あれは前段のところが切り捨てられておりましたよね。前段は今までのとおりをずっと述べられて、少なくともという前提をずっとおっしゃっており、それが終わったら検討してもいい、それは我々の言っていることと全く同じですから、一種のミスリードの極みではないでしょうか。

 (以上)

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