English新しいウィンドウで開きます

鈴木内閣府特命担当大臣ぶら下がり記者会見の概要

(令和6年1月25日(木曜)17時46分~17時49分)

【冒頭発言】

本日、ビッグモーター社を巡る保険金不正請求事案に関し、損害保険ジャパンおよびSOMPOホールディングスに対し、保険業法に基づく行政処分として、業務改善命令を発出いたしました。この命令において、両社に対し、経営責任の明確化や経営管理態勢の抜本的な強化等とともに、業務改善計画の提出とその後の進捗等の報告を求めることとしています。今回、親会社であるSOMPOホールディングスによる子会社の経営管理が十分に機能せず、損害保険ジャパンにおいて、保険金不正請求に対する一連の対応に重大な問題が見られたことは大変遺憾であります。両社に対しては、本件を重く受け止め、こうした事態を二度と起こさないよう、抜本的な改善対応を求めてまいります。金融庁として、両社の業務改善の状況等について、今後、しっかりと確認をしていきたいと思います。

【質疑応答】

問)

今回の損保ジャパンとホールディングスに対する処分に対する大臣としての受け止めと、今後どのような点に特に注視していくかお聞かせ下さい。

答)

まず、受け止めでありますけれども、今回、行政処分の契機となったビッグモーター社をめぐる一連の問題、これは損害保険業界全体の信頼をも失墜させかねない、極めて、重大、かつ、影響の大きな事案と認識をしております。こうした事態に至ったことは大変遺憾でありまして、両社に対しては、こうした事態を二度と起こさないよう、今回の業務改善命令を重く受け止めて、抜本的な改善対応を取るよう、強く求めてまいります。そして、今後の対応ということでありますけれども、今回の命令を受けて、経営責任の明確化、それから経営管理態勢等の態勢面での改善、こうしたものにしっかり踏み込んだ業務改善計画が策定されるかどうかなどを確認をするとともに、業務改善計画の進捗をしっかりと確認いたしまして、企業文化・経営のあり方にまで踏み込んで必要な改善が進んでいくか等についても、今後、丁寧にフォローアップをして参りたい、その様に考えております。

(以上)

サイトマップ

ページの先頭に戻る