金融庁 採用案内 2013-2014
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11[業務説明] 企画部門では、銀行法、金融商品取引法をはじめとする法令の制定・改廃を通じて、金融制度の企画・立案を行っています。望ましい制度作りを行うために、その時々の経済情勢や国際ルールとの整合性に目を配ると同時に、金融機関、民間企業、利用者など幅広い関係者の様々な意見に耳を傾けています。こうしたプロセスを経て、金融システムの安定を図ったり、金融業や資本市場の活性化を促したりするための制度設計をしています。 私たちの部署は、銀行や貸金業など、お金の貸付をおこなう金融機関についての法律を所管しており、これらの法制度について、社会情勢に応じて必要なルールの制定・改廃等を行っています。 普段の生活では、あまり気にならないかもしれませんが、全ての金融機関が数多くの法律に則って活動しています。(銀行等の休日さえ規定されています。たとえば、金融機関それぞれの休日が異なると、取引はどうなるでしょうか?) そして、これら法律の条文を少し改正するだけで、金融の流れは大きく影響を受けます。このため、金融機関のみならず、多くの人が、様々な観点から議論を交わし、あるべき制度を構築していこうと、非常に多くの時間と体力を費やします。 そんな議論の中心に立ち、自分が考え、作り上げた法律が金融の流れの一部に関係していると思うと、重要な業務に接しているのだと改めて感じます。[平成20年入庁]大場 健史Kenji Ohba法律を作るということ総務企画局●関係する機関 : 他省庁、民間企業、内閣法制局など総務企画局企画課信用制度参事官室企画部門

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