金融庁 採用案内 2013-2014
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30MESSAGETetsuya Nohara 日本がどのように動いているのかに興味があったので、民間企業は志望しませんでした。当時、不良債権処理への対応が大きな課題であった中、役所で最も忙しいとされていた金融庁を志望したのは、①厳しい環境下で早く自分を鍛えたかったこと、②(当時、金融にそれ程の思い入れはありませんでしたが)今後の人生においてぶれない軸ができること、などに魅力を感じていたからです。また、実際に説明会に参加し、官庁訪問をする中で、魅力的に感じた点が確信に変わるとともに、金融への関心も大変高まり、早く金融庁で働いて、少しでも日本のために役に立ちたいと感じたことを記憶しています。「激務」とぶれない軸 一番の魅力は、新しい業務に取り組むチャンスに多く恵まれ、そうした取組みを是とする風土があることだと思います(パンフレットに寄稿する傍らで追われているのは、本業とは関係ない業務だったりします)。また、金融庁内で働かれている弁護士や会計士等の専門家の方と仕事をすることも多く、日々の議論の中で、知的好奇心が刺激されるという環境も魅力的だと思います。他方、これは役所全体に係る話ですが、有限の資源(人・時間)で高水準のアウトプットが求められる中、日々の業務効率上昇に留まらない組織のマネジメントが重要ですが、その点で金融庁に改善点があるのではと日々考えています。チャンスに恵まれた刺激的な環境 金融庁では、政策の立案だけではなく、その執行をとても重要視しており、私もその通りだと考えています。そうした意味で、将来的に、金融の専門家になるのは勿論のこと、制度の企画や金融機関の監督・検査、その両面でのプロフェッショナルになりたいと考えています。また、忙しくて、子供達に会う時間も中々とれないですが、人生は仕事ばかりではありません。今後、積極的に育児に参加するとともに、2児の父親として、地域コミュニティに貢献し、人間としての幅を広げていきたいと考えています。単純ですが、子供達に誇れる仕事を続けて行きたい、そう考えています。金融のプロとして、父として野原哲也監督局総務課信用機構対応室課長補佐(総括)[平成13年入庁]

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