金融庁2014
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41若手も様々な局面で自立した行動を求められます。仕事を進めていて壁に当たったとき、すぐに先輩に聞くのではなく、まずは自分で考えて行動できるようになりました。世界各地の金融・経済情勢や、個々の金融機関の財務状況など、日々膨大な量の情報を扱う中で、こうした情報に優先順位を適切につけ、スピーディーに対応できるようになりました。入庁前、英語を使う業務に大きな不安がありました。入庁後の業務で、英語の報告書を読み、外資系金融機関や外国当局の職員とのコミュニケーションを重ねるうちに、苦労しながらも、英語が上達していきました。弁護士や公認会計士などの専門家、民間企業からの出向者など、さまざまなバックグラウンドを有する職員から構成される、風通しのよい職場です。若手のうちから、想像以上に大きな仕事を任せられます。やりがいがある分、責任も重いですが、自分の努力次第でどこまでも成長できる職場です。気さくでフランク、でも熱心に勉強する、そんな先輩が多い職場です。自分も早く業務の役に立てるよう、日々金融や英語の勉強に励んでいます。経済・社会の幅広い分野に興味・関心がある方には、自信を持って金融庁をお勧めします。社会全体に、必要な資金をどう流すか。この課題を解決するためには、視野の広さが不可欠です。就職活動は、自分自身を見つめ直す貴重な機会です。自分の目でいろいろなものを見て、耳でいろいろなことを聞いて、「20年後、30年後、どんな人になっていたいのか」をじっくりと考えてみてください。みなさんが納得のいく選択をできるよう、心から祈っています。求められるのは、金融・経済の専門知識ではなく、視野の広さや好奇心です。「自分がどういう人間か」「これからどんなことをしていきたいのか」をアピールしてください。さまざまな話を聞く機会として、面接官との会話を楽しんでください。適度にリラックスして面接に臨むことが大切です。謙虚さと誠実さを忘れず、わからないことはわからない、知らないことは知らないと答えることも重要です。見栄を張るのではなく、等身大の自分を見せるように心がけるとよいと思います。■入庁後1年を経て■金融庁を考えているみなさんへ[職場の雰囲気][成長したと思うこと]○○○○○○○○○○○○[官庁訪問のアドバイス][メッセージ]

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