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論文式試験の得点の調整及び科目合格点について

.論文式試験の得点の調整について
 論文式試験は、各答案用紙を複数の試験委員により採点(ダブルチェック)しています。
 その際、試験委員間及び試験科目間の採点格差の調整を、下記のとおり行っています。
<論文式試験の得点の算定方法>
 各受験者の得点は、当該受験者の素点(点数)がその採点を行った試験委員の採点結果の平均点から、どの程度離れた位置にあるかを示す数値(偏差値)により算定しています。

【例】

 A委員が採点したB受験者の答案(第X問)を次のような計算により採点格差の調整を行う。
図(論文式試験の得点の算定方法)
2.科目合格点について
 科目合格点については、本年の公認会計士試験合格者(一括合格者)の平均得点以上の得点としています。
 これは、公認会計士試験が一括合格制を基本としているなかで、論文式試験における科目合格制が、一括合格基準に達しなかった者のうち一部の試験科目について相当の成績を得たと認められる者に対して当該科目を免除するものであることに配慮したものです。