講演等
 

青森公立大学 ~「公認会計士の役割・業務の重要性」について~

平成24年6月20日 青森公立大学

公認会計士・監査審査会常勤委員 廣本 敏郎
 

平成24年6月20日(水)に青森公立大学において、「公認会計士の役割・業務の重要性」というテーマで講演を行い、多数の学生の皆さんにご出席を頂きました。

講演では、まず、公認会計士・監査審査会の業務について紹介しました。監査監視機関としての審査会は、日本公認会計士協会が監査事務所に対して実施するレビューを前提に審査及び検査を実施しているということをわかりやすく概要図で説明しました。続けて、試験実施機関としての審査会業務について説明するとともに、直近では減少傾向となっている公認会計士合格者数も中・長期的には増加基調にある旨を説明しました。

次に、公認会計士の使命について、公認会計士法の条文を示し説明をした後、会計・監査の専門家としての役割・業務について、市場経済制度、企業の行動原理、会計による企業活動の可視化について説明をした上で、財務諸表は作成者の主観的判断が入っている場合や政策的に都合の良いように作成する余地と可能性があるため、財務諸表の信頼性確保のために職業的専門家による監査が必要と述べました。その後、公認会計士のキャリアパスとして企業内会計士が期待されると述べ、経済界等で活躍する合格者や会計士の体験談を交えながら、組織内会計士の未来などについて説明しました。

最後に、監査の世界や企業経営の世界において学生の皆さんに期待することを述べ、公認会計士試験にチャレンジし、現代のグローバル化、複雑化した経済社会において極めて重要な会計、監査の知識を身に付け、我が国経済の健全な発展のために幅広くご活躍して欲しい旨を付言して、講演を締めくくりました。

【講演の主な内容】

テーマ:「公認会計士の役割・業務の重要性」

  • 公認会計士・監査審査会の紹介
  • 公認会計士の役割・業務
  • むすび

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