「金融経済教育研究会」の開催について

１．開催目的

金融庁金融研究センターにおいて、「金融経済教育研究会」を開催いたします。

サブプライム問題の発生を契機に、健全な金融システムの維持には、規制のみならず、利用者が金融について必要な知識を身につけ、適切に行動することの重要性が再認識され、Ｇ20等の場でも金融経済教育の重要性について議論されています。こうした国際的な動向を踏まえ、本研究会は、金融経済教育で身につけるべきもの（「金融リタラシー」）は何か、今後、我が国で「金融リタラシー」向上にどのように取組んでいくか等について幅広い検討を行うものです。

２．メンバー（敬称略、五十音順）

鮎瀬　典夫	金融広報中央委員会事務局長
石毛　宏	帝京大学経済学部教授
伊藤　宏一	千葉商科大学大学院教授、日本ＦＰ協会専務理事・ＣＦＰ
翁　百合	（株）日本総合研究所理事
鹿毛　雄二	ブラックストーン・グループ・ジャパン（株）特別顧問
神戸　孝	FPアソシエイツ＆コンサルティング株式会社代表・ＣＦＰ
永沢　裕美子	Foster Forum　良質な金融商品を育てる会　事務局長
吉野　直行	慶応義塾大学経済学部教授（金融研究センター長）

このほか、全国銀行協会、日本証券業協会、投資信託協会、生命保険文化センター、日本損害保険協会、文部科学省、消費者庁から出席。

３．研究会の進め方

平成24年11月以降、月1回程度開催し、メンバーによる報告、関係者へのヒアリング及びそれに基づいた自由討議等を行う予定です。