入門編
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わたしたちの生活と金融の働き
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第4章 生活設計と家計、消費者と金融
“金融”ってこんなに身近な話だったの!・・・という話

 中学生のAさんの一家は、3DKのアパートに住んでいましたが、郊外の建て売り住宅を購入して、引っ越すことになりました。

 Aさんの一家は、電気機器メーカーの開発の仕事をしているお父さん、保育士をしているお母さん、Aさんと小学5年の弟、おばあちゃんの5人家族です。

 約3,500万円もする住まいの購入については、家族でいろいろな話し合いをしました。同居のおばあちゃんが暮らしやすいような、バリアフリーの家に住み替えたいこと。貯金(ちょきん)から頭金(あたまきん)を支払っても、Aさんと弟の教育費が足りるのかということ。一番の心配は、住宅ローンのお金を、毎月きちんと支払っていけるのかということでした。

 Aさんは「お金を借りる」ってとても大変なことだと思っていましたが、両親は、新居のために、貯蓄(ちょちく)などをして、準備をしてきたのだそうです。ローンの返済(へんさい)計画については、日頃預金(よきん)をしていた銀行の相談窓口のBさんが、とても親切に相談に乗ってくれました。両親の収入がこのまま続けば、ローンを返していけるだろうという見通しがついたのです。

生活設計と家計、消費者と金融 生活設計と貯蓄等 保険の働きとは 金融商品の主な性格と特徴 金融に関する消費者保護 消費者信用と消費者金融
Aさんの不安

 新しい家では、やっと弟と別々の部屋が持てそうなので、Aさんは引っ越しがとても楽しみです。おばあちゃんや自分たち姉弟のことを考えながら、しっかり生活設計をしてくれた両親に感謝しています。でも・・・。心配があります。両親がいつまでも健康で働き続けてくれないと、ローンを支払っていくことはできません。もし、病気や事故、会社の倒産にあって、働けなくなったらと考えるとAさんはとても不安なのです。

 Aさんの両親は、家族一人一人のことを考え長期的な見通しを立てて、住まいやその資金(お金)の検討をし、貯蓄をしたりしています。あなたの家族はどうでしょうか? また、Aさんの不安を、解消するには、何か方法があるでしょうか?
 
 万一に備えるために、公的な年金制度や医療制度など、社会保障制度の内容をよく確認することはとても大切です。公的な保障を考えた上で、公的な保障ではまかなえない不足分をどのように補うかを考えてみましょう。

Point

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