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上記のうち 〜 までが不良債権として開示されることになります。

2 不良債権と日本経済
貸出先の企業経営が失敗することは常にあるため、不良債権は常に存在します。
しかし、日本経済は、バブル経済の崩壊後1990年代に入ってから、停滞を続けており、長引く景気の低迷とデフレ(物価の下落)により、業績が悪化する企業が増えています。その結果、金融機関への返済が滞るような事態が生じています。
銀行がこのような貸出金を多額に抱えていると、銀行の経営が圧迫される一方、経済全体から見ても、取引先などのニーズに応えられないまま経営困難に陥り、立ち直る見込みのない借り手企業がいつまでも残るということになります。
このため、不良債権の処理を行うことは、銀行の経営を健全なものにするだけでなく、日本の産業・経済の構造を消費者のニーズに合ったものに改革し、また厳しさを増している国際競争にも耐え得るような強固なものに改革していく上で重要なことであり、デフレ問題とともに強力に取り組むことが求められています。
3 不良債権の処理方法
銀行が不良債権を処理する方法としては次の方法があげられます。
(1)間接償却(しょうきゃく)
間接償却とは、貸し出した資金のうち、回収できなくなると見込まれる金額を会計帳簿において明らかにする、すなわち難しい言葉で言うと「貸倒引当金(かしだおれひきあてきん)を計上する」ことです。
(2)直接償却
貸倒引当金を計上しても、銀行の会計帳簿からは不良債権が消えることにはなりません。これに対して、会計帳簿から不良債権となった貸し出し額を直接消し去る方法を直接償却といいます。
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