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1 電子マネーとは?
電子マネーとは、「金銭に類似した価値として認められた電子情報を、使う人が持っている電子機器に記録(蓄積)させて、その情報の移転によって決済を終了させるもの」のことを言います。具体的には、コンビニエンス・ストアなどで、現金を支払って、自分が持っているICカード(注1)などの電子機器に金銭価値を入力してもらい、買い物などでそれをカードリーダー(注2)等に読ませることで、お金のかわりのような形で決済ができるものです。
既に、もともと鉄道に乗るための交通カードである、鉄道会社などが発行している定期券の一部やプリペイドカードが、今年になって電子マネーとして駅の売店などでの買い物にも利用できるようになったり、いくつかのコンビニエンス・ストアのチェーンや商店街で、同じ電子マネーが使えるようになったりして、利用される範囲が大きくなってきています。最近では、携帯電話が電子マネーとして使えるサービスがスタートしています(注3)。このように使える範囲が広くなってきたり、携帯電話等に内蔵できたりすることで、将来的には、財布に入っているお金のかなりの部分が、電子マネーになる日がくるかもしれません。
2 電子マネー利用の注意点
このように便利な電子マネーなのですが、いくつか注意しておくべきことがあります。まず、第一に、お金と同じなので、カードなどを紛失した場合には使っていない分については、返ってきません。ただし、現在の電子マネーのほとんどは、先に現金などで使う分だけを先に支払う形式ですが、その形式のほとんどは、使っていない分の半分は電子マネーを発行したところがつぶれたり、発行を急にやめても、法律で、先に支払ったお金の半分を返してもらうことができるようになっています。しかし、カードなどの目で見える形になっていない電子マネー(例えば、インターネット上だけで利用される電子マネーなど)には、この制度はありません。最近、様々な電子マネーが登場してきています。自分の使っている電子マネーがどのような仕組みになっているのか、また、どのような、利用者のための保護の仕組みがあるのか、ホームページなどを活用して調べた上で、利用するようにしましょう。
| (注1) |
ICカード:小型の集積回路を埋め込んだカードで、これまでの磁気ストライプ式のカードよりも多目的に利用でき、安全性が高いといわれています。 |
| (注2) |
カードリーダー:カードをあてたり、差し込んだりすることで、カードの中にあるデータを読み取ってくれる機械のこと。 |
| (注3) |
実際には、携帯電話の中に入っているICカードなどを読む仕組みになっています。 |
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