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柳澤金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成14年2月12日(火)8時55分~8時57分)

【質疑応答】

問)

G7が終わりまして、日米首脳会談に向けて総合的なデフレ対策を政府としてやるということを聞いておりますが、不良債権問題に関連しまして、例えば外部からですけれども、公的資金を強制注入すべきですとか、銀行に対する引当を強化すべきといった案も出ておりますが、金融庁として今までより一歩踏み込んだ政策を示すことになるのかどうか、その辺りを宜しくお願いします。

答)

そういう展望は今のところないですね。我々はこれまでにとってきた施策を着実に進めると、このことによって、予定通り不良債権問題の正常化ができると、このように確信しています。

問)

自民党の方でもデフレ対策委員会などでそういった強制注入の話が出ておりますが、それはそれとしてどう受け止められるのでしょうか。

答)

これは、まあちょっと考えられないことですね。自由主義経済の下で財産権の侵害の問題、その他ですね、いろいろそういうことをしますと、考えなければならない根本的な問題がありますから、そういうことはちょっと考えにくいテーマだと、このように予てから思っております。

(以上)

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