竹中内閣府特命担当大臣(金融、経済財政政策)記者会見要旨

(平成16年8月10日(火) 10時50分~11時02分 金融庁会見室)

1.発言要旨

閣議がございました。閣議に関しまして、私から特に御報告することはございません。

閣僚懇におきまして、私から諮問会議の集中審議について御協力をお願いするという発言をいたしました。発言内容は、以下のとおりでございます。

経済財政諮問会議は、8月6日の会議において、今月下旬から関係閣僚の参加を得て集中審議を実施することを決定したところです。この集中審議は、「基本方針2004」の具体化を図り、本格的かつ迅速な構造改革に取り組んでいただくため、精力的に議論を行うものであります。具体的な審議のテーマとしては、教育の基本的あり方、人間力の強化に向けた取り組み、国から地方への加速、社会保障の一体的見直し等、官から民への徹底、予算制度改革の推進などを考えております。関係大臣におかれては、構造改革を一層進める観点から更なる御協力をお願い致します。詳細については、別途、事務的に御連絡を致します。

以上のような発言をさせていただきました。

今日、福井の発電所の事故につきまして、閣議においても閣僚懇においても中川大臣から御発言がございましたけれども、総理からは、「国民は技術的なことはなかなか難しいから、誤解が生じないようにしっかりと説明をして、説明の責任を果たして欲しい」そのようなお話が総理からございました。

私からは以上です。

2.質疑応答

問)

各社から質問要望が多かった靖国神社に関して、幹事として取りまとめて質問させていただきます。5つほどあるのですけれども、まず1点目なのですが、8月15日に靖国神社に参拝する予定があるか、8月15日以外にも、その周辺でということがまず1点目。

その場合のお立場なのですけれども、閣僚であるとか参議院議員であるとか公人であるのか、私人であるのかというお立場。

3点目が、その場合の玉ぐし料ですけれども、ポケットマネー等の支出になるのかどうか。

4点目なのですけれども、閣僚としての靖国参拝に関する考え方をお聞かせ願いたいということと、最後に、これは関連でちょっと違うかもしれないのですけれども、アジアカップのサッカーで、日中のサッカーがございましたけれども、現地で反日ムードが盛り上がったということで、地元では小泉総理による靖国への参拝が影響しているのではないかという声もあるみたいなのですけれども、こういったことに関してどうお考えになっていらっしゃいますか。ちょっと長いですけれども、5つお願いいたします。

答)

第1、8月15日に参拝をさせていただくという予定はございません。いつも、夏の比較的時間のある時期に参拝はさせていただいておりますし、今年もどこかで参拝したいなと思っておりますが、特にいつという予定は決めておりません。

公人か私人か、私人であります。

玉ぐし料はポケットマネーかどうか。いつも、私は非常に簡素に手を合わせるだけで、玉ぐし料等々もお支払いはしておりません。

これについての考え方ですけれども、これは政治家として、それぞれの立場でそれぞれの考え方に則ってなさるということなのではないかと思っております。

日中との関係でありますけれども、色々な要因があろうと思いますが、スポーツでありますから、まさに交流を深めるためのそういったスポーツイベントであるというふうに思っております。そのことと、総理の参拝云々が直接結びついているというふうには思っておりません。

以上、5問です。

問)

今週末に4-6月期のQEが出ますが、民間等では4%前後みたいなものが出ていますけれども、数字はまだ出ていないのですが、それを前にして大臣の景気の現状判断と先行きについて、基本的な認識を改めてお願いします。

答)

現状認識でありますけれども、今までと同様の認識を持っております。統計は、短期的には少し振れる統計がございますけれども、例えば機械受注等々についても、むしろ4-6月期では高い数字が出たと。今までで一番高い数字が出たというふうに認識をしておりますけれども、そういうことも含めて、指標全体のバランス、動き、トレンドを見ている限り、経済は堅実に堅調に回復をしているという認識を引き続き持っております。それを変えておりません。先行きにつきましても、総じて、アメリカ経済も含めまして、日本の経済についてもそのような見方が支配的であるというふうに思っております。

明日からアメリカに参りますので、アメリカの経済の動向等々については、しっかりと専門家と意見交換をしてきたいというふうに思っております。

問)

今の訪米なのですけれども、訪米の概要とその狙いを、もう少し詳しくお願いします。

答)

アメリカでの最終的な日程については、今この瞬間も色々詰めていただいておりますけれども、基本的にはニューヨークを中心に連銀の方、それとニューヨーク証券取引所のトップの方、そういう方々と意見交換をしたいと思っております。ニューヨークでもありますので、前のCEA委員長のハバード氏とも会うことになろうかと思っております。

その意味では、ニューヨーク連銀を中心に意見交換をするということになりますが、もう一つは日本の経済の現状、それと参議院選挙後の更なる構造改革の加速のシナリオ等々について、ジャパンソサイティーで講演をすることになっておりますので、しっかりと情報の発信もしてきたいというふうに思っております。

問)

靖国の関係で数点ほど伺いたいのですけれども、確認ですが、大臣は過去に靖国神社を参拝したことはありますか。

答)

あります。私の曾祖父がまつられておりますので、以前から、時期は決めておりませんけれども、お参りをしております。

問)

閣僚などの靖国神社の参拝については、どのようにお考えでしょうか。

答)

先ほど申し上げましたように、それぞれのお立場で御判断される問題だと思います。

問)

政府主催の全国戦没者追悼式がありますけれども、これに出席する御予定があるのか。また、終戦の日に色々関係行事等がありますけれども、その参加予定というのはどのようにお考えでしょうか。

答)

武道館で行われる、総理もお出でになる追悼式典ですね。毎年出ております。今年も、出張から帰ってすぐ出ようと思っております。その他の行事については、特に予定はしておりません。

問)

総理が、元旦の日に靖国神社を参拝されましたけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。

答)

総理のお考えでなさっていることだというふうに思います。私が特にどうこう言う問題ではないと思います。

問)

先程、今回、私人として参拝するということだったのですけれども、記帳する際の肩書と、ちょっと細かくて恐縮なのですが、公用車をお使いになるかどうか、その2点をお願いします。

答)

毎年行く時は、公用車を使わないで私は行っております。どちらでもよいのかもしれませんけれども、私はそうしております。先程言いましたように、手を合わせるだけですので、玉ぐし料も支払いませんし記帳もいたしません。

問)

マネーサプライなのですけれども、昨日の日銀の発表された案件で、伸び率1%台というか、2%以下ということがずっと続いているのですけれども、あと銀行の貸出も決して増えていないという状況、これは景気とも関わるかもしれないのですけれども、こういった基調がずっと続いているということに関して、どうお考えでしょうか。

答)

これは、結果的にマネーサプライが伸びる状況にならないと、デフレの収束はないというふうに思います。その意味では、我々も引き続き注目して見ていきたいと思っております。

ただ、過去の例から見ても、実体経済とマネーサプライ、マネーの間、更に物価の間にはタイムラグがあるというのも事実でありますから、その点も踏まえてしっかりと見ていきたいと思います。

同時に、こういう変革の時期に注意しなければいけないと思っておりますのは、どのマネーサプライ指標で見るかだと思います。日本では、今までM2+CDですけれども、アメリカではM1で見ていると。広義流動性で見るべきだという御主張の方もいらっしゃる。そういう点は幅広く検討したいと思います。

問)

閣議後に、麻生大臣、河村大臣とお会いして何か打ち合わせされたようですが、三位一体の件でしょうか。

答)

お話ししておりましたのは、教育のそもそも論について若干の意見交換をしておりました。集中審議を行いますが、そのどこかで、できれば比較的最初の方で、教育のそもそも論について議論をして、その上で三位一体、補助金改革の議論をしたいというふうに考えております。河村大臣の持論、麻生大臣の持論、私も教育の世界におりましたので私なりの持論、そういうことについて、ちょっとこれは自由な意見交換をしておりました。ぜひ、諮問会議の集中審議では良い議論をしたいと思います。

(以上)

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