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伊藤金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成17年8月2日(火)8時47分~8時49分 場所:国会内)

【大臣より発言】

閣議がございましたが、私共金融庁に関係する案件はございませんでした。以上です。

【質疑応答】

問)

監査法人について、カネボウの粉飾決算事件で結果的に監査法人が粉飾決算を見逃した格好になりましたが、監督官庁としてその責任をどのようにお考えなのか御意見をお伺いしたいと思います。それから、今朝の一部報道で、会計監査の過程で粉飾決算まで繋がる不正を発見した場合には、監査法人に対して証券取引等監視委員会に告発を義務付ける方向で検討に入っていると報道がされていますが、このことについてもお伺いしたいと思います。

答)

まず最初の御質問でございますけれども、個別事案に関わることでございますので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。いずれにいたしましても金融庁といたしましては、事態の推移を注視し、法令に基づき必要があれば適切に対処してまいりたいと思います。

それから後段の御質問でございますけれども、そのような記事がありましたことは承知をいたしておりますけれども、私共として記事に書かれているような方針を決めた事実はございません。本件につきましては、会計監査の役割をどのように考えるのかといった観点を踏まえて検討していくべき問題であると考えております。一般論といたしましては、適切なディスクロージャーは極めて重要でありますので、これをどのように確保していくかにつきましては、今後とも引き続き幅広い観点から検討していく必要があると考えているところでございます。

(以上)

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