柳澤金融担当大臣閣議後記者会見の概要

(平成13年3月6日(火)8時45分~8時50分)

【閣議案件等】

今日の閣議でございますけれども、人事の案件で厚生労働大臣の発言がございました。他は、ございません。

閣僚懇にいきまして、私から年度末金融の円滑化につきまして発言をしまして、予て審議官の名前で関係各府省に対して、中小企業等の年度末金融に全力で支障のないようにお願いしたいという旨の通知をしておりますということと、我々の方でも来週、年末にも前大臣の下でやりました意見交換会という形で、趣旨の徹底の会をやるという話をしておきました。続いて、経済産業大臣の方からも、同様の趣旨で、地域での意見交換会を行うということで、私の発言をフォローしてくれました。以上が年度末金融のことでございます。

次に、総理の方から昨日の不信任、今日からの参議院の審議についてのご発言がありました。総理の発言の要旨は官房長官から誤りなく伝えられると思いますが、国民の期待している政策をしっかりやろうという3党の意思の表明ということになるということと、参議院の審議がいよいよ今日から始まるので、全力を挙げてしっかりとこれに取り組みたいと、こういった話がございました。以上です。

【質疑応答】

問)

意見交換会の方なのですけれども、今議論になっている不良債権処理の問題等の説明はされるのでしょうか。

答)

こちらから説明するということは、一般情勢の報告という形で触れるかも知れませんが、基本的にはこちらからその問題について特に取り立ててということはないと思います。ただ、時期が時期だけに、そういった形での質問というか、当局は何を考えて今その作業がどういう状況かというようなことについての質問というか問い立てが多分あるんじゃないかと思いますが、その時にはそれに答えて、現段階での考え方、あるいは検討状況というものをやはりお伝えするのが私は良いと、そういうことをするいい機会だというふうに考えております。

問)

与党の緊急経済対策の中でですね、証券税制の前倒し論議が出ておりますけれども、改めて大臣のお考えをお伺いしたいのですが。

答)

まだ聞いていませんけれどもね。ですから与党の方々のいろいろなご論議は、何と言うか、その経過について若干漏れ承ってはいますが、しかし、まとまった段階での話というようなものを正確に私がとらまえていませんので、ちょっと今ここで、的確なコメントができるとは考えていません。

問)

意見交換会の構成員は、どういうメンバーでしょうか。

答)

この前と同じでですね、民間では全銀協から信用組合の連合会の方々、会長副会長です。それから政府関係金融機関の代表者です。

問)

来週の何時ですか。

答)

まだちょっと流動的で、13日ぐらいを念頭に置いていますが、ちょっと国会や党大会の日程もあるものだから、安全を見ると、まだ確定していません。

(以上)

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