平成17年3月23日
金融庁

ジョイント・フォーラムが「信用リスク移転」レポートを公表

ジョイント・フォーラム(注)は、3月18日、「信用リスク移転(原題:Credit Risk Transfer)」と題するレポートを公表した。本レポートでは、クレジット・デリバティブやシンセティックCDO(債務担保証券)を中心に信用リスク移転市場の実態を整理しており、上級管理職の役割、リスク管理、ディスクロージャー、監督上の情報共有や規制の定期的見直し等に関して、市場参加者や監督当局に向けた提言が行われている。

なお、レポート全文は、BIS(http://www.bis.org/bcbs/jointforum.htm新しいウィンドウで開きます)、IAIS(http://www.iaisweb.org新しいウィンドウで開きます)およびIOSCO(http://www.iosco.org新しいウィンドウで開きます)のウェブサイトから入手可能。

(注)ジョイント・フォーラムについて

ジョイント・フォーラム(Joint Forum)は、バーゼル銀行監督委員会(BCBS)、証券監督者国際機構(IOSCO)および保険監督者国際機構(IAIS)の後援により設立され、金融コングロマリットの監督上の諸問題、銀行・証券・保険の各分野にまたがる監督上の諸問題を検討している。メンバーは、各分野を代表する主要な監督者で構成され、我が国を含む13ヶ国の関係監督当局の代表が参加している。金融コングロマリットの国際的な業務展開や金融各分野の業態区分の不鮮明化により、各国監督当局の業態横断的な情報交換や連携強化の必要性が一層高まってきていることから、我が国(金融庁、日本銀行)はその発足時からこの会合に参画している。

<本件に関する照会先>

金融庁国際課 企画調整第一係
電話番号:03-3506-6000(代)

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