平成22年6月9日
金融庁

金融庁総務企画局総括審議官(国際担当)のIOSCO(証券監督者国際機構)専門委員会副議長選任について

6月7日(月)に、IOSCO(証券監督者国際機構)の専門委員会がカナダ・モントリオールで開催され、専門委員会議長及び副議長の改選が行われたところ、新副議長に、金融庁総務企画局 河野正道 総括審議官(国際担当)が選任されました(任期は2年)。なお、専門委員会の新議長には、前副議長のハンス・フーガーホースト氏(オランダ金融市場庁長官)が選任されました。

金融庁はこれまでも海外当局との連携の強化に取り組んでいるところですが、海外の関連当局との連携の一層の強化を通じた我が国の規制の質的な向上と、国際的な協調を通じた我が国の金融市場の信頼性の一層の向上が重要な課題となっています。金融庁としては、今後とも、国際機関への積極的な貢献を通じて、我が国のみならず国際的な金融市場の安定性、信頼性、効率性の向上に積極的に取り組んでいきます。

(注) 証券監督者国際機構(IOSCO)は、証券監督当局のための主要な国際政策フォーラムである。同機構には、100を超える法域から世界の証券市場の95%以上を監督する当局が参加しており、参加当局は着実に拡大している。

専門委員会は、IOSCOの理事会により設置された専門的なワーキング・グループであり、世界の中でも規模が大きく、より先進的かつ国際的な市場を監督する18の当局で構成されている。同委員会は、国際的な証券・先物取引に関する主要な規制上の課題を検討し、そうした課題に対する実務的な対応を調整することを目的としている。同委員会のメンバーは、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、香港、インド、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、オンタリオ、ケベック、スペイン、スイス、英国及び米国である。

関連サイト:IOSCOプレスリリース(PDFhttp://www.iosco.org/news/pdf/IOSCONEWS184.pdf新しいウィンドウで開きます

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
総務企画局総務課国際室国際証券係(内線3164)

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