令和6年1月22日
(令和6年4月22日更新)
金融庁

「証拠金慣行の見直し」のフォローアップ作業に係る市中協議文書の公表について

バーゼル銀行監督委員会(BCBS)、BIS決済・市場インフラ委員会(CPMI)、証券監督者国際機構(IOSCO)及び金融安定理事会(FSB)は、令和4年9月に公表された報告書「証拠金慣行の見直し」(原題:Review of margining practices)で特定された政策検討分野について、追加分析等のフォローアップ作業を行ってきました。

それぞれの政策検討分野に関連する国際会議体(BCBS-CPMI-IOSCO、BCBS-IOSCO、CPMI-IOSCO、FSB)が市中協議文書をとりまとめ、各国際会議体より4つの市中協議文書が順次公表されました。政策検討分野と関連する国際会議体は下表、各市中協議文書は1.以下をご参照ください。

「証拠金慣行の見直し」の政策検討分野 関連する国際会議体
・中央清算市場における透明性の向上 BCBS-CPMI-IOSCO
・中央清算市場における当初証拠金モデルの市場ストレスに対する反応性評価
・変動証拠金プロセスの合理化 中央清算市場 CPMI-IOSCO
中央清算されない市場 BCBS-IOSCO
・中央清算されない市場における当初証拠金モデルの市場ストレスに対する反応性評価
・市場参加者の流動性に関する準備態勢および流動性に関する開示の強化 FSB
・規制報告上のデータギャップの特定
 

1.バーゼル銀行監督委員会、BIS決済・市場インフラ委員会及び証券監督者国際機構による市中協議文書「中央清算市場における当初証拠金の透明性及び反応性」の公表について

バーゼル銀行監督委員会(BCBS)、BIS決済・市場インフラ委員会(CPMI)及び証券監督者国際機構(IOSCO)は、1月16日、「中央清算市場における当初証拠金の透明性及び反応性」(原題:Transparency and responsiveness of initial margin in centrally cleared markets - review and policy proposals)と題する市中協議文書を公表しました。

詳細につきましては、以下をご覧ください。

  • プレス・リリース(原文別ウインドウ<国際決済銀行ウェブサイトにリンク>)
  • 市中協議文書(PDF原文別ウインドウ<国際決済銀行ウェブサイトにリンク>)

なお、本市中協議文書に対するコメントは、令和6年4月16日までに、BCBS、CPMI及びIOSCO事務局宛に英文でご提出ください。

2.バーゼル銀行監督委員会及び証券監督者国際機構による市中協議文書「中央清算されない市場における変動証拠金プロセスの合理化及び当初証拠金モデルの反応性」の公表について

バーゼル銀行監督委員会(BCBS)及び証券監督者国際機構(IOSCO)は、1月17日、「中央清算されない市場における変動証拠金プロセスの合理化及び当初証拠金モデルの反応性」(原題:Streamlining VM processes and IM responsiveness of margin models in non-centrally cleared markets)と題する市中協議文書を公表しました。

詳細につきましては、以下をご覧ください。

  • プレス・リリース(原文別ウインドウ<国際決済銀行ウェブサイトにリンク>)
  • 市中協議文書(PDF原文別ウインドウ<国際決済銀行ウェブサイトにリンク>)

なお、本市中協議文書に対するコメントは、令和6年4月17日までに、BCBS及びIOSCO事務局宛に英文でご提出ください。

3.BIS決済・市場インフラ委員会及び証券監督者国際機構による市中協議文書「中央清算市場における変動証拠金の合理化」の公表について(注1)

(注1)令和6年2月20日に追加掲載しました。

BIS決済・市場インフラ委員会(CPMI)及び証券監督者国際機構(IOSCO)は、2月14日、「中央清算市場における変動証拠金の合理化」(原題:Streamlining variation margin in centrally cleared markets - examples of effective practices)と題する市中協議文書を公表しました。

詳細につきましては、以下をご覧ください。

  • プレス・リリース(原文別ウインドウ<国際決済銀行ウェブサイトにリンク>)
  • 市中協議文書(PDFのアイコンの画像です。原文別ウインドウ<国際決済銀行ウェブサイトにリンク>)

なお、本市中協議文書に対するコメントは、令和6年5月14日(注2)までに、CPMI及びIOSCO事務局宛に英文でご提出ください。
(注2)コメント提出期限が、令和6年4月14日から同年5月14日に延長されたため、令和6年4月22日に追加掲載しました。

4.金融安定理事会による市中協議文書「証拠金及び担保請求に対する流動性の備え」の公表について(注3)

(注3)令和6年4月22日に追加掲載しました。

金融安定理事会(FSB)は、4月17日、「証拠金及び担保請求に対する流動性の備え」(原題:Liquidity Preparedness for Margin and Collateral Calls)と題する市中協議文書を公表しました。

詳細につきましては、以下をご覧ください。

  • プレス・リリース(原文別ウインドウ<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)
  • 市中協議文書(PDFのアイコンの画像です。原文別ウインドウ<金融安定理事会ウェブサイトにリンク>)

なお、本市中協議文書に対するコメントは、令和6年6月18日までに、FSB事務局指定のオンライン回答フォーム別ウインドウにて英文でご提出ください。

以上

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)

総合政策局総務課国際室(内線3277)

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