平成20年10月28日
金融庁

平成20検査事務年度検査基本方針の改定について

金融庁では、先般、平成20検査事務年度検査基本方針を策定・公表したところですが、最近の金融機関を取り巻く情勢等を踏まえ、同基本方針に以下の内容を追記しましたので、公表します。

IV . 検査に当たっての留意事項

  • 企業会計基準委員会は、「金融資産の時価の算定に関する実務上の取扱い」(以下、「時価算定Q&A」)を公表し、実際の売買事例が極めて少ない金融資産や、売手と買手の希望する価格差が著しく大きい金融資産の時価は、基本的に、経営陣の合理的な見積もりに基づく合理的に算定された価額によると明示している。

    金融機関による有価証券の自己査定の検証に当たっては、時価算定Q&Aに留意する。(20年9月末決算を対象とした検査より実施する。)

    また、今後、時価算定Q&Aのほか、新たに会計基準の明確化等が図られた場合には、それにも留意して検証する。

PDF平成20検査事務年度検査基本方針 (10月28日改定)(PDF:164KB)

お問い合わせ先

金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)
検査局総務課(内線2771、2509)

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