平成24年8月10日
金融庁

資本性借入金の活用状況について

金融庁では、「資本性借入金」の積極的活用を推進するため、平成23年11月22日に「『資本性借入金』の積極的活用について」を公表し、金融検査マニュアルの運用の明確化を行うとともに、その後、金融機関等に対して全国で説明会を開催するなど、「資本性借入金」の周知やその活用検討の要請に努めているところです。

今般、全国の地域金融機関に対して、「資本性借入金」の活用状況についてアンケート調査(平成24年7月実施)を行い、その結果をとりまとめましたので、別紙のとおり公表します。

金融庁においては、中小企業金融円滑化法の期限が平成25年3月末に到来することを踏まえ、現在、関係省庁等と連携しつつ、中小企業者等の真の意味での経営改善につながる支援を強力に推進しているところですが、その一環として、今後とも、「資本性借入金」の積極的活用の推進に努めてまいります。

【ポイント】

地域金融機関全体の「資本性借入金」の活用件数は、

  • 平成22年度において、61件であったが、

平成23年11月、金融検査マニュアルの運用の明確化を図ったこと等により、

  • 平成23年度には、85件に増加し、
  • 平成24年度においては、今後の予定も含め、409件(平成22年度に比べて6.7倍の増加)の活用が見込まれている。

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)

検査局総務課調査室(内線2546、2651)

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