平成17年1月21日
金融庁
16年9月期の全国銀行の金融再生法開示債権残高は23.8兆円であり、16年3月期の26.6兆円に比べ▲2.8兆円の減少となった。
これを内訳別にみると、要管理債権については、債務者の業況悪化等に伴う新規発生がみられたものの、債務者の業況改善や企業再生の進展等に伴う健全債権化が進んだほか、危険債権及び破産更生等債権(以下「危険債権以下」と略称)への下方遷移が多くみられたことを受けて、▲4.1兆円の大幅な減少となった。また、危険債権以下については、オフバランス化は着実に実施されているものの、債務者の業況悪化に伴う新規発生や要管理債権からの下方遷移がみられたことを受けて、1.3兆円の増加となった。
(参考)16年9月期における金融再生法開示債権の増減要因(単位:兆円)

16年9月期における全国銀行の個別貸倒引当金残高は6.1兆円と、個別貸倒引当金の対象となる危険債権以下の増加を受けて、16年3月期の5.4兆円と比べ0.6兆円の増加となった。
16年9月期における全国銀行の不良債権処分損(不良債権の処理に伴う損失)は1.5兆円と、前年同期(15年9月期)の2.5兆円と比べ▲1.0兆円の減少となった。
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