平成17年9月16日
金融庁

「現行規制に係るご意見一覧」の公表について

  • 昨年末に公表した「金融改革プログラム」では、今後の金融行政の基本的姿勢として、

    「現行規制を総点検し、不要な規制を撤廃するとともに、(中略)利用者が不測の損害を被ることのないよう、必要な利用者保護ルールの整備と徹底を図る」

    ことが明らかにされているとともに、具体的な施策として、

    「市場参加者のニーズに応え、健全な競争と新しいビジネスの開拓を促すための現行規制の総点検の実施」

    を行うことが盛り込まれています。

    これを受けて、金融庁では、現行規制に係る論点の洗い出しを入念に行ってきており、例えば、金融・投資サービスに関する横断的法制としての「投資サービス法(仮称)」の制定に向けた作業の中でも洗い出しを行っております。

  • また、「総点検」の趣旨に鑑み、より幅広く客観的な観点から論点の洗い出しを行うため、金融庁では、金融業界や一般の方々から下記の通りご意見を募集致しました。

    • (1)「規制改革・民間開放集中受付月間(あじさい月間)」

      • 6月1日から30日まで、内閣府を窓口として個別の規制緩和要望を受け付けた結果、224件の規制緩和要望を頂きました。

    • (2)「規制の総点検のための目安箱」

      • 6月28日から7月29日までの1か月間、当庁ホームページに設置し、広く一般の方々のご意見を募集した結果、151件のご意見等を頂きました。

    • (3)外部有識者からのヒアリング

      • 「投資サービス法」(仮称)の制定に向けた上記「中間整理」について、外部有識者の方々へのヒアリングを実施しました。
  • 別紙は、「現行規制の総点検」の一環として行った上記意見募集を通じて、当庁に寄せられたご意見を取りまとめたものです。今回頂いたご意見は、今後、当庁が順次実施していく規制改革の検討材料として活用してまいります。

  • なお、今後の規制改革全般への検討・取組み状況については、本年度末に実施・公表することとしている「工程表」全体のフォローアップや、「規制改革・民間開放3ヵ年計画」等に反映させていく予定です。

【本件についての照会先】

金融庁総務企画局政策課
電話 03-3506-6000(内線3187・3181)


サイトマップ

ページの先頭に戻る