1.日 時:平成9年8月1日(金) 14時00分〜16時00分 2.場 所:合同庁舎四号館4階 第二特別会議室 3.議 題:中間連結財務諸表及び連結キャッシュ・フロー計算書の作成基準の検討 4.議事内容:「中間連結財務諸表に係る論点及び具体的考え方(案)」及び「連結キ ャッシュ・フロー計算書に係る論点及び具体的考え方(案)」について 事務局より説明の後、自由討議を行った。 5.主な意見 審議において出された主な意見は、次のとおり。 【中間連結財務諸表】 ○ 恣意性の排除、企業間の比較可能性の確保という観点から、基本的には実績主義 による検討をお願いしたい。 ○ 中間連結財務諸表の種類については、年度の場合と同様、貸借対照表、損益計算 書、剰余金計算書及びキャッシュ・フロー計算書とすることが適当ではないか。 【連結キャッシュ・フロー計算書】 ○ 国際会計基準では、例えば取得日から3カ月以内に期日が到来する短期的な投資 は現金同等物とされるが、期限が1年内の大口定期預金は手許資金であるという感 覚からすると、このような3カ月基準は現実感覚に合わない気がする。 ○ キャッシュ・フロー計算書を見易くするためには、受取利息、受取配当金、支払 利息及び税金は、営業活動として表示することが適当ではないか。 ○ 間接法による作成を認めてほしい。なお、直接法による情報のニーズがどの程度 あるのか、利用者サイドの意見を聞いてみる必要があると思われる。 以 上
担当者及び連絡先 大蔵省証券局企業財務課 兼田 TEL 03-3581-4111 |