金融制度調査会総会(第32回会合)議事概要


                                                                                

1.日  時    平成9年6月13日(金)14時00分〜16時15分                    

2.場  所    大蔵省第2特別会議室(4号館4階)                                

3.議  題    金融機能活性化委員会の報告について                                

                                                                                

4.議事概要                                                                    

  本会合においては、まず、貝塚金融機能活性化委員会委員長が、6月9日に同委員会に

おいて取りまとめられた「我が国金融システムの改革について−活力ある国民経済への貢

献−」(金融機能活性化委員会報告)について簡単に説明。次いで調査課長が、金融シス

テム改革連絡協議会の概要等について若干の説明を行い、その後、活性化委員会報告を朗

読。報告の朗読後、自由討議を行った。報告についての修正意見等はなかったが、委員か

らは概ね以下のようなコメントがあった。                                          

                                                                                

・  規制緩和のスケジュールが明示されたことは評価する。この点に関連し、各々の期限

  までに実施すれば良いというのではなく、可能な限り早期に実現するとの姿勢で臨み、

  それにより金融機関の競争力の強化を図ることが重要である。                      

・  業態間の相互参入にあたっては、金融市場に参加する当事者がイコールフッティング

  である必要があり、そうすることによって初めて、日本の金融界が諸外国と調和のとれ

  た姿になる。                                                                  

・  ビッグバンを進めるうえでも郵貯等公的金融の見直しが必要と考えられることから、

  幅広い検討の場を設け、基本的な方向性を示していくことを検討すべき。            

・  地域金融機関として今回の改革の成果を地域に均霑するうえで大きな役割を担ってい

  ると考えられる農協系金融機関についても、早期是正措置の導入等に併せ、自己資本の

  充実のための配慮を行っていくことが望まれる。                                  

・  今回の改革を進めるに当たっては、一般の利用者が自己責任をとれるだけの条件整備

  が必要であり、例えば、消費者にとって分かりやすいディスクロージャーや商品情報の

  提供、消費者教育の徹底等を行うことも今後検討していくべき。                    

・  親子会社間の弊害防止措置については、過度の予防的規制と考えられるものについて

  は、所要の見直しを早急に行っていく必要がある。                                

                                                                                

  自由討議の後、金融制度調査会総会として報告を原案通り了承し、同報告の提出をもっ

て金融機能活性化委員会を終了することとなった。                                  

  その後、同報告を金融制度調査会の答申とすることが了承され、答申を大蔵大臣(西田

政務次官が代理出席)に提出した。                                                

                                                                                

                                                                      以  上 

 

担当者: 大蔵省 銀行局 調査課 松 村、阿久澤
連絡先: TEL03-3581-4111 (内線2801)
本議事概要は暫定版であるため今後修正があり得ます。