1 日 時:平成10年2月25日(水)10時30分〜12時45分 2 場 所:合同庁舎4号館共用第1特別会議室 3 議 題:今国会提出予定法案の概要について 4 議事内容: まず始めに、事務局より、証券市場改革の現在の進捗状況について説明が行わ れた。次に、事務局より、金融システム改革法案等、今国会提出予定法案の概要 について説明が行われ、その後質疑応答が行われた。 主な意見は以下の通り。 ○ 金融システム改革については、昨年6月の証取審報告書に盛り込まれたスケ ジュールより前倒しで進んでいる感があり、今後あっと言う間に2001年3 月を迎えることになるだろうが、その次の課題をどう設定するのか、早めに議 論に入ることが必要なのではないか。 ○ 今回の改革のポイントは、如何にユーザーにとって魅力ある市場を創るかと いったところにある。今回の法改正を受けて、直接金融の割合が高まるなど、 証券市場が活性化するよう、運用に期待したい。 ○ 今後、法案が国会に提出され審議が行われていく過程で、この制度改正によ って我が国の市場が変わっていくのだという認識を国民に持っていただくこと が重要である。また、金融システムを改善していく作業は、これからも必要で あり、第2次、第3次のビッグバンを視野に入れていくべきではないか。 ○ 自主規制機関の役割が今後ますます重要になってくるが、その育成をどうし ていくのか、民間側でも十分検討していくことが必要なのではないか。 ○ 中長期的課題として、不公正取引に係る構成要件の抜本的な見直しが必要な のではないか。 ○ 証券投資法人等について、投資家が外注先の責任を直接追求できるような仕 組み等についても今後検討していく必要があるのではないか。
問い合わせ先 大蔵省証券局調査室 TEL03(3581)4111 内線2709 本議事要旨は暫定版であるため、今後修正があり得ます。 |