第204回証券取引審議会議事要旨

1.日時 :平成8年1月19日(月) 10時00分 11時40分
2.場所 :大蔵省本館3階第1特別会議室
3.議題 :最近の証券行政をめぐる諸情勢について
4.議事内容
   始めに、事務局より以下の項目を説明した。
   1. 独占禁止法第4章改正問題研究会の中間報告「持株会社禁止制度の在り方につ
     いて」
   2. 平成8年度税制改正について
   3. 証券分野の規制緩和等について
   4. 証券取引所の上場基準の見直しについて
  
  <主な意見及び質疑>
 ○ 持株会社の規制緩和に際しては、企業集団の状況に係るディスクロージャーのあり
   方、子会社上場に関する審査基準のあり方、コーポレート・ガバナンスと証券取引所
   の役割等について検討することが必要ではないか。
  
 ○ 持株会社制度については、事業会社から証券会社への資本投入が促進されるような
   活用を図るべきではないか。
 
 ○ 外国企業が日本の証券市場から撤退することを防ぐため、外国企業の上場基準の緩
   和が図られたところであるが、外国株の流通促進にも努めるべきではないか。
 
 ○ 社債、CP市場の整備等証券関連の規制緩和は大幅に進んでいるが、時価発行公募
   増資のガイドラインの問題が残されている。
 
 
 
                    ┌─担当者及び連絡先─────────┐
                    │大蔵省証券局総務課調査室 上田、大谷│
                    │  TEL  3581-4111          │
                    └──────────────────┘