投資家との意見交換会後の野田委員記者会見概要

(平成15年3月26日(水)16時00分~16時30分)
 

 

 野田委員より意見交換会開催の趣旨及び意見交換会の概要について説明した後、記者からの質問に答えた。概要は以下のとおり。

(問

投資家との意見交換会は今回で6回目、野田委員におかれては3回目だそうですが、熊本での意見交換会で他とは異なった特徴的な意見などはございましたか。

(答

熊本の方々は皆様、ご自身の意見をしっかり持っているという印象を受けました。今までになかった意見では、監視委員会で直接解決できる問題ではないのですが、ベンチャー企業の経営者の方から、新興市場への株式公開時の各種ルール作り等をしてほしいといったご意見などがありました。投資家教育の必要性はどこでも出てくる意見ですが、確定拠出型年金の話に関係して、社会に巣立つ若い人達の知識を高める必要があるというような、説得力のあるご意見がありました。また、勧告・処分事案について、甘すぎるのではないかというご意見もありました。

(問

監視委員会とは直接関係ないと思いますが、イラク戦争に関して証券市場を不安視する声は出ましたでしょうか。

(答

ございませんでした。説明のところで、こういった情勢において不公正な取引が行われているといけないので、自主規制機関と市場監視連絡協議会を作り、監視活動を強めているといった現状をお話しましたので、投資家の方には監視委員会が今市場で起きていることや新しいことにも対応して活動していることをご理解いただけたのだと思います。

(問

幅広い年齢層の個人投資家が参加したとのことですが、もう少し具体的に、どのような職業の方が出席されていたのかをお聞きしたいのですが。

(答

大学教授の方が2名、消費生活アドバイザーの方が1名、ベンチャー企業の方、会社役職員の方、専門職ということで公認会計士、税理士の方がそれぞれ1名、個人投資家が6名、学生の方が2名。年齢では、20代の方が2名、30代の方が2名、50代の方が6名、60代の方が3名、70代の方が2名の合計15名が出席されました。

(問

今日あった意見を具体化していく方策をどのように考えていますか。また、すぐに着手できるようなものは何かございましたでしょうか。

(答

監視委員会だけで解決できない問題につきましては、関係各所に連絡して検討をお願いしたいと思います。監視委員会で着手できるものについてはいくつかありましたので、すぐに検討に着手していきたいと考えております。

(問

意見交換会の今後のスケジュールなどを教えていただきたい。

(答

来月に広島で、5月には金沢、沖縄で開催することになっています。その他の財務局でも、今まで意見交換会を行った所では、大学で講義をする予定である沖縄のように、別な形での活動を考えています。ご意見を伺ったり、監視委員会の活動状況をPRしていく活動は、今後も方法を考えながら行っていきたいと考えています。

(司

会)それでは、これを持ちまして本日の記者会見を終了させていただきます。どうもありがとうございました。

 

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