第5回金融検査マニュアル改訂に関する検討会議事要旨

1.日時:

平成18年11月27日(月曜日)10時30分~12時00分

2.場所:

中央合同庁舎第4号館4階 共用第4特別会議室

3.議題:

  • 検査マニュアル改訂後の評定制度の在り方について

4.議事内容:

  • 事務局より検査マニュアル改訂後の評定制度の在り方について説明

主な意見は以下のとおり

  • 実務上の利便のためにも、金融検査評定制度を金融検査マニュアルの付録のような形として、両者を一本化していただけないか。

  • 経営管理(経営陣による統制)というネーミングをすると、他の評定項目のガバナンス的要素も相当含んでいるというイメージを抱いてしまうので、名称の変更を検討いただけないか。

  • 現行の評定制度の中の項目の多くが、金融検査マニュアルの中に盛り込まれてくることになると思うが、規模、特性に応じ、必ずしも検証対象とならない項目については、その旨を明確化できないか。

  • 評定は、マニュアルの中から部分的に項目をピックアップして評価を行うものではなく、マニュアル全体に基づく検査の結果を評価したものであるので、マニュアルの全ての要素が検証対象であることを再確認すべきでないか。

  • 現行評定の中の、評定上プラスの要素として勘案される項目については、新しい評定制度の中でも、引き続きわかりやすく書いていただきたい。

  • 検査マニュアルに基づく検査上の評価の目線や基準を、金融庁の方から監査法人や会計士協会等に示していただけないか。

  • 民間は民間で、監査役・会計士の目線として、どの線を越えると法令違反等になるのかどうかを独自に考えていくべきものなので、自ら基準を作っていくべきではないか。

  • 将来的にデータの蓄積が進んだ段階で、各評定段階(A~D)の分布状況を公表していただきたい。

以上

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
検査局総務課
(内線2504)

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