保険商品の販売勧誘のあり方に関する検討チーム(第28回) 議事要旨

1.日時:

平成18年6月15日(火)18時00分~20時00分

2.場所:

中央合同庁舎第4号館11階 共用第1特別会議室

3.議題:

ニーズに合致した商品選択に資する比較情報のあり方について

4.議事内容:

  • 事務局より、前回の議論を踏まえて修正した「最終報告案」に沿って、説明が行われた。

    (最終報告案に挙げられた主な論点)

    • 比較情報提供についての現状分析
    • 比較情報の提供が行われることのメリット・デメリット
    • 消費者が求める比較情報
    • 比較情報を提供する際の論点(商品選択情報、会社選択情報)
    • 比較情報の提供を促す環境整備を図るための具体的な方策
    • 中期的な課題

上記説明に対して自由討議が行われた。主な内容は以下のとおり。

  • 検討チームにおいては、保険商品の販売・勧誘時の情報提供のあり方、適合性原則を踏まえた保険商品の販売・勧誘のあり方、そして今回の最終報告でまとめたニーズに合致した商品選択に資する比較情報のあり方の3つの論点整理を公表することができ、その中でいろいろな提言をしたが、既にその中の契約概要・注意喚起情報や購入者手引については実務化されているところである。今後もこれらの中で提言された施策が出来るだけ早い段階でかつ実効性あるかたちで実務化されることが期待される。

  • 契約概要・注意喚起情報や購入者手引については、既に実務化されているところであるが、保険会社等の関係各者は、消費者等から寄せられた意見等を踏まえ、より判りやすく利用しやすいように自主的な改善を行っていくことが期待されるところである。

  • 意向確認書面のルール化にあたっては、それが形骸化してしまいただ単に顧客からの抗弁を摘み取ってしまうものにならないように、実効性を確保する形で制度化する必要があるのではないか。

  • 比較情報については、最終報告の中で提言した比較情報の提供を行うに際しての留意点を監督指針により明確化を早期に図ることが望まれるとともに、保険会社による契約概要のモデル例の開示や比較情報の提供を促す協議会の設置についても関係者による早急なる整備が望まれるところである。

以上

お問い合わせ先

金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
監督局保険課 錦野(内線3740)
小畠(内線3336)
本議事要旨は暫定版であるため、今後変更があり得ます。

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