金融審議会金融分科会第一部会(第52回)議事要旨

1. 日時:

平成19年12月18日(火)10時00分~10時50分

2. 場所:

中央合同庁舎4号館9階 金融庁特別会議室

3. 議題

○ 法制ワーキング・グループ報告

○ 事務局説明

○ 討議

○ その他

4. 議事内容

  • 黒沼座長等から、「法制ワーキング・グループ報告」について説明があった。

  • 金融審議会金融分科会第一部会報告及び法制ワーキング・グループ報告が了承された。

  • 渡辺大臣から、挨拶があった。

  • 討議等における主な意見は以下の通り。

  • プロ向け市場に関し、開示面等でこれまでの考え方に捉われない内容が示されたことを評価するが、国内会社の開示義務に係る外形基準に関し、報告書案においては、これを例えば500人から1,000人に引き上げるとされており、今後の具体的な制度設計の過程においては、プロの投資家は、この人数カウントから除外する方向で検討してほしい。

  • 法制ワーキング・グループ報告に関し、利得相当額を課徴金の水準にするという仕組みが見直されなかったことは遺憾。報告書においては、より適切な水準に引き上げるべきとされているが、課徴金が利得に限定されるという原則をとりながら、いかにして引き上げていくのか。

  • 課徴金を加算することは、利得の剥奪を超えて、制裁の色彩を帯びてくるものと思われるが、これと利得相当額を課徴金の水準とすることとの論理的整合性はどう考えるのか。

  • 法制ワーキング・グループ報告において、風説の流布・偽計と相場変動との因果関係の認定を不要とするとしたことは、非常に進歩した点であり、評価したい。

(以上)

問い合わせ先

金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)
総務企画局市場課(内線3619)
本議事要旨は暫定版であるため、今後変更があり得ます。

サイトマップ

ページの先頭に戻る