金融審議会金融分科会第二部会(第7回)議事要旨

1. 日時:

平成13年6月26日(火)11時30分~13時10分

2. 場所:

中央合同庁舎第4号館9階 特別会議室

3. 議題:

  • 銀行の株式保有に関する報告について

  • 生命保険をめぐる総合的な検討に関する中間報告について

  • 銀行保有株式取得機構(仮称)について

4. 議事内容

  • 「銀行の株式保有に関する報告」及び「生命保険をめぐる総合的な検討に関する中間報告」を取りまとめ、同報告書が貝塚(かいづか)金融審議会会長から柳澤(やなぎさわ)金融担当大臣に手交された。その後、柳澤大臣が挨拶を行った。

  • 事務局より「銀行保有株式取得機構(仮称)」について説明を行った。

(1) 銀行の株式保有に関する報告について

  • 事務局より、「銀行の株式保有に関する報告(案)」の説明があり、その後質疑応答があった。

    (質疑応答における主な意見等)

    • 証券市場がさらに健全に発展していくための方策を検討することも必要ではないかと考える。

  • 質疑応答後、「銀行の株式保有に関する報告」が取りまとめられた。

(2) 生命保険をめぐる総合的な検討に関する中間報告について

  • 事務局より、「生命保険をめぐる総合的な検討に関する中間報告(案)」の説明があり、その後質疑応答があった。

    (質疑応答における主な意見等)

    • 既契約の契約条件変更については、破綻に至るまで放置する場合に比べ、保険契約者の負担を軽減するものであり、経営が経営として果たすべき責務を全うするための選択肢の一つとして、制度整備する必要があると思う。

    • 既契約の契約条件変更は、すぐにも更生手続などの処理に移行する可能性がある制度だということを国民が理解した上で、この制度が必要かどうかという国民的議論になるよう、事実を正確に伝える必要がある。逆ざやが重大な影響を将来的にもたらすのであれば、保険契約者保護のために何らかの措置をしなければならないと思うが、既契約の契約条件変更の他にも選択肢はあるのではないかと思う。

  • 質疑応答後、「生命保険をめぐる総合的な検討に関する中間報告」が取りまとめられた。

(3) 銀行保有株式取得機構(仮称)について

  • 事務局より、「銀行保有株式取得機構(仮称)」についての説明があり、その後質疑応答があった。

    (質疑応答における主な意見等)

    • 機構の株式売却については、信託会社に対して処分信託という形で委ね、委託者のために最もいい時期に売るということと、機構がどのような株式を買い取るのかが重要と考える。

問い合わせ先

金融庁総務企画局信用課
電話 03(3506)6000(内線 3566,3571)
本議事要旨は暫定版であるため、今後修正があり得ます。


(資料)

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