平成15年4月28日
金融庁

第118回自動車損害賠償責任保険審議会 議事概要について

第118回自動車損害賠償責任保険審議会(平成15年2月25日(火)開催)の議事概要は、別紙のとおり。

金融庁 Tel:03-3506-6000(代表)
監督局保険課 藤本、品田(内線3375、3772)
本議事概要は暫定版であるため今後修正がありえます。


第118回自動車損害賠償責任保険審議会 議事概要

1. 日時

平成15年2月25日(火) 10時00分~

2. 場所

中央合同庁舎第四号館 特別会議室B

3. 議題

  • (1)  料率検証結果について
  • (2)  関係者からの報告等
    • ○  自賠責保険診療報酬基準案について
    • ○  平成15年度自賠責特別会計の運用益の使途について
    • ○  平成15年度保険会社の運用益の使途について

4. 議事概要

  • (1)まず、事務局より「平成14年度料率検証結果について」の報告がなされた。

  • (2)次に、(社)日本損害保険協会及び(社)日本医師会より「自賠責保険診療報酬基準案について」の報告がなされた。

    この報告事項について出された委員の主な意見は次のとおり。

    • 自賠責保険は被害者保護のための保険であるため、医療機関が自賠責保険から法外な利潤を獲得するということのないようにしてほしい。

    • 自賠責保険の診療報酬基準案は、これまで透明性や公正性を目的として、労災保険診療費算定基準に準拠するということになっているため、診療報酬基準案の弾力的な運用については慎重を期してほしい。

  • (3)続いて、国土交通省より「平成15年度自賠責特別会計における運用益の使途について」の報告がなされた。

    この報告事項について出された委員の主な意見は次のとおり。

    • ディスクロージャーという観点から、運用状況、使途の前年度との比較、支出先、事業内容等も資料に載せてほしい。

    • 療護センターについては、その意義は非常に高いものであるが、全国にくまなく設置することは不可能である。よって、別の方法も考えていくべきではないか。

    • 療護センターの配置には地域格差がある。全国に作って交通事故の被害者を全部救済してほしいとは思っていないが、地域の拠点としてある程度指導的な医療の仕組みがあった方がよいと思う。

  • (4)最後に、(社)日本損害保険協会より「平成15年度保険会社の運用益の使途について」の報告がなされた。

    この報告事項について出された委員の主な意見は次のとおり。

    • 重度後遺障害者対策が足りないのではないか。交通事故被害者対策では、間接的に役に立つものよりも、親亡き子の介護の研究等直接的に役立つものに力を入れて取り組んでほしい。

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