第2回EDINETの高度化に関する協議会 実務者検討会議事要旨
1.日時:
平成18年11月16日(木曜日)14時00分~15時30分
2.場所:
中央合同庁舎第4号館9階 金融庁特別会議室
3.議題:
- 前回討議内容の整理
- EDINETタクソノミの概要
- 訂正報告の方法
4.議事内容:
「EDINETタクソノミの概要」、「訂正報告の方法」等について、事務局より説明を行った後、自由討議が行われた。
EDINETタクソノミの概要に関する主な意見は以下のとおり
- EDINETタクソノミを共通的に使用することで企業間比較が容易になる等のXBRL化の効果が享受可能となる。可能な限りEDINETタクソノミを使用するべき。
- EDINETタクソノミを標準的に使用して財務諸表を作成することについては、提出会社側としても概ね問題ないと考える。
訂正報告の方法に関する主な意見は以下のとおり
- 現行通りの方式ではXBRL化のメリットを十分に享受できない。XBRLデータの再提出をする方式が適当ではないか。
- 利用者側としては、訂正後のデータをダウンロードできる方式であれば、問題ないものと考える。
- HTML(報告書)を活用している利用者のために、XBRLデータのみならず訂正が発生した箇所のHTML(報告書)も合わせて提供する方式が適当ではないか。
- 報告書の全体を再提出する方式が、投資家にとって分かりやすく望ましいと考える。
- 訂正済みのXBRLデータを提出する方式や全体を再提出する方式は各提出書類の制度上の位置づけを明確にする必要がある。
以上
お問い合わせ先
金融庁 Tel 03-3506-6000(代表)
総務企画局 企業開示課
(内線3666)本議事要旨は暫定版であるため、今後変更があり得ます。