金融庁 採用案内 2013-2014
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24MESSAGEHayato Miyahara 現在、証券取引等監視委員会の特別調査課に所属しています。ここは、インサイダー取引や有価証券報告書の虚偽記載等に関する調査と検察への刑事告発を担当する部署です。私は、その中でも、主に、調査の過程で押収した証拠物件の管理とその還付手続を担当しています。業務では、単に事件の概要の理解だけでなく、訴訟法の知識も求められます。いわゆる「経済官庁」の枠に収まらない金融庁の幅の広さを実感する毎日です。犯則調査とは? 金融庁では、様々な分野の人たちとの接点や、幅広い知識、経験を吸収できる環境が整っています。例えば、私の業務では、事件の端緒から刑事告発までの刑事手続を間近で見られるほか、金融業以外の民間企業を相手とする中で、金融関係の法律に加えて、一般の企業法(会社法・商法・破産法など)も広く学ぶことができ、向上心を持って業務に携わることができる組織です。さらに、金融庁には、いつも暖かく指導・フォローしてくれる上司や先輩方が大勢おり、失敗を恐れずに積極的に仕事に取り組み、多様な知識を吸収できる雰囲気があります。この環境が、何よりの魅力です。向上心を持って、幅広い経験をできる職場 休日は、いろいろな方々と触れ合う機会を大事にして、新たな成長の糧になるように時間を使っています。友人や同期・同僚と食事に行ったり、同僚で作ったフットサルチームで試合に出たり、自分の好きなことに時間を費やしてリフレッシュする時間でもあります。 それ以外にも、日々の業務の中で疑問に思ったこと、興味を持ったことについて、本や参考書を読んで勉強しながら休日を過ごす、ということもあります。人とのつながりを大事にする宮原隼人証券取引等監視委員会事務局特別調査課[平成20年入庁]

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