金融庁 採用案内 2013-2014
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08[業務説明] 官房部門は、政策課と総務課(国際室を除く)で構成されており、金融庁の業務が円滑に遂行されるよう、全庁的な視点から組織全体のマネジメント・政策決定に携わっています。政策課は、金融庁全体の司令塔として、これからの我が国の金融の在り方を見据えた金融行政の基本的・総合的な方針の策定のほか、金融行政の各分野に幅広く関係する業務(広報、国会等との連絡調整、金融税制、政策評価、金融経済教育など)を行っています。 また、総務課は、予算、人事、人材育成など、中長期的な組織の在り方を考えるとともに、職員一人ひとりが高いパフォーマンスを発揮できるよう、組織の「縁の下の力持ち」の役割を果たしています。Youjiro Hando政策を支える仕事総務企画局●関係する機関 : 国会、官邸、他省庁など官房部門 私の任務は、各部局が検討を進めてきた様々な政策について大臣に意思決定をして頂き、政策を遂行するため、その大臣説明の日程を調整するもの。 大臣の一日は、意思決定を下すため事務方から説明を受ける他、国会答弁や国会議員としての講演活動等もあり非常にタイト。申し込まれた案件を単に並べる訳にはいかず、案件の重要性や緊急性等から優先順位を付け、不測の事態があった場合も最重要案件だけはこなせるよう、限られた時間を効果的に分配するよう腐心している。 その日に大臣説明が出来ないということは『金融庁としての意思決定に遅れ⇒金融行政に遅れ⇒金融機関や投資家等に影響』となりかねずその影響は、大きい。そのため、常に緊張感を持って各種情報に目を通し、庁内外の関係者と意見交換を重ね、情勢の把握に努めている。 地道な調整作業でありこの任務にはっきり言って華はないかもしれないが、無事に大臣説明が終わった案件が新聞紙面等に掲載されているのを目にする度にその重みを感じつつ、円滑な政策遂行をサポートするためアンテナをより高く張っていこうと決意新たに、今日も、任務に当たっている。判藤 洋次郎総務企画局総務課金融担当大臣室[平成14年入庁]

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