金融庁2014

47/48

短歌行對酒當歌　　酒に対して当に歌ふべし 人生幾何　　人生　幾何ぞ 譬如朝露　　譬えば朝露の如し去日苦多　　去る日は苦だ多し 　　慨當以慷　　慨して当に以て慷すべし幽思難忘　　憂思忘れ難し 何以解憂　　何を以てか憂いを解かん惟有杜康　　惟だ杜康有るのみ　　青青子衿　　青青たる子が衿悠悠我心　　悠悠たる我が心但爲君故　　但だ君が為の故に沈吟至今　　沈吟して今に至る 呦呦鹿鳴　　幼幼と鹿は鳴き食野之苹　　野の苹を食う我有嘉賓　　我に嘉賓有らば鼓瑟吹笙　　瑟を鼓し　笙を吹かん明明如月　　明明たること月の如きも何時可掇　　何れの時にか掇るべけん憂從中來　　憂ひは中より来たり 不可斷絶　　断絶すべからず 　　越陌度阡　　陌を越え　阡を度り 枉用相存　　枉げて用って相存す 契闊談讌　　契闊　談讌して 心念舊恩　　心に旧恩を念う月明星稀　　月明らかに星稀に 烏鵲南飛　　烏鵲　南に飛ぶ 繞樹三匝　　樹を繞ること三匝掇何枝可依　　何れの枝にか依るべき 　　山不厭高　　山は高きを厭はず 海不厭深　　海は深きを厭はず 周公吐哺　　周公は哺を吐きて 天下歸心　　天下心を帰せり47

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です